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書籍:ヒトラーに抵抗した人々 反ナチ市民の勇気とは何か/私事
2016年01月01日 23:53
あけましておめでとうございます。
あらためて、
本年もよろしくお願いいたしますm(__)m
新年初日からまた書籍紹介だったりして。
紹介は、對馬達雄氏の著書です。
■ヒトラーに抵抗した人々 反ナチ市民の勇気とは何か
■對馬 達雄(著)
第2次世界大戦のドイツの支配者であるナチのヒトラーの独裁は世界的に有名である。
その中で、ヒトラーに抵抗した人々がいる。
正義感を持っていて、非常に勇気のあることであり、尊敬できる。
しかし、びっくりすることがある。
戦後、賞賛されるはずのこの人たちが賞賛されていない。
むしろ国家の反逆者と思われている部分が少なくないようだ。
なぜ、このようになるのであろうか。
そのような疑問と、ユダヤ人を救助したり、反ナチ活動をした人の勇気を学びたいというところから新年最初の一冊に選びました。
それでは特に参考になった話を紹介していきます。
●ヒトラーが指示されたのは大量失業問題を早急に解決したからである。
第一次世界大戦の責めをドイツに負わせ、領土の割譲や極端な軍備の制限、過重な賠償を貸したヴェルサイユ条約を破棄し、偉大な国家を再興するという外交政策を訴えるヒトラーのアジ演説には国民大衆が喝采し、彼の人気をかためていた。
当時の彼らは権威に引きずられ思想信条の自由を重く見ない未成熟な政治意識であったため、ナショナリズムを煽るヒトラーの巧みな演説に酔いしいれた。
宣伝相ゲッベルスが家庭や職場に安く供給したラジオは、その種のヒトラー演説をはじめナチプロパガンダの強力な手段となった。
だが外政問題以上に、国民大衆には、失業不安と見通しのない生活の解決が最大の関心ごとであった。
誰もが社会的な転落と急落の不安をかかえていた。
(P8~9引用)
不況時に出てくる救世主のようなヒーローには、知らずと心を惹かれてしまいます。
またラジオを安く供給した点も、「返報性の原則」が生じ、ナチス政権に対して人々が好感を持った1つの要因でもあるでしょう。
●なぜ反ユダヤ主義なのだろうか。
ナチ政権発足時のドイツ総人口約6500万人に占めるドイツ・ユダヤ人(ユダヤ教徒ユダヤ人)は50万人、これに混血のユダヤ系ドイツ人75万人を加えても2位に満たないマイノリティである。
だがその経済的影響力は金融業を中心に絶大であった。
これには、彼らが中世以降キリスト教の嫌う金貸し業などに就業せざるを得ず、阻害された生活を民族独自のイディッシュ語を使用するユダヤ教共同体で乗り越えてきた歴史がある。
反ユダヤ主義はそうしたユダヤ人社会をキリスト教文化圏の「果実」とみて。差別排斥するヨーロッパにつくりだされた潮流であった。
ドイツにも反ユダヤ主義の根強い伝統はあったが、他国に比べて強かったわけではない。
むしろこの地でユダヤ人はヨーロッパでもいち早く同化して、非ユダヤ人と結婚しキリスト教に改宗するなど積極的にドイツ人社会に溶け込み、実業界や科学芸術の分野でも活躍していく。
ワイマル憲法によって市民権・公民権をもち完全に同等のドイツ国民となった。
実業界はもとより、政府の要職をはじめ行政・司法・文化の分野でも重要ポストに就くなど共和国の屋台骨を背負っていた。
しかもユダヤ系市民の多くは平均以上の収入に恵まれた中間層に属していた。
そのユダヤ人の豊かさに、ヒトラーは目をつけたのである。
ヒトラーの指示する戦時経済体制をつくるには、国庫破綻を食い止め国民大衆が離反しないようにする必要がある。
ナチ公約の前提として、高所得者への増税と低所得者層の税負担の軽減があった。
国民同胞の平準化された生活保障をかかげていたのだ。
そこで、ユダヤ人を経済活動から排除し根こそぎ資産を奪うようになったのである。
第二次大戦がはじまり、配給制度の敷かれたドイツ国内の生活は、苦しくとも著しく低下することはなく、比較的安定していた。
さらに1941年後半に英軍の空襲が始まると、家を失った家族に、追放ユダヤ人の住居と国外から略奪移送だれた膨大な家財までもが手当てされた。
ナチ指導部には、先の戦争が国民生活に極度の員球を強いたために人心を離反させたという考えがあったからである。
そのために最大限目先の実利を提供して銃後の支持を維持していくことが工夫された。
したがって、大半の国民には、ヒトラーへの感謝の気持ちがあったのである。
●ユダヤ人を救助した人は密告され、「晒し者」にされた。
この「密告」は、ナチ体制を特徴づける制度ともいえる。
ドイツ領全土にはゲシュタポ職員のほかに最大200万人におよぶナチ党地区班長や隣組の組長が配属され、監視網がつくられていた。
これを一般住民が警察の目となり耳となって補うのが、密告の制度である。
したがって密告とは、体制の傍観者ではなく、体制を支持し協力する者の行動である。
ゲシュタポの活動もその情報に負うところが大きかったし、ナチ支配体制も積極的に住民が下からおこなう密告に支えられていた。
この密告は研究調査によると住民同士、隣近所、職場の他、友人、知人、夫婦や親子の間にもみられ、「体制の敵」を内報するという建前の裏に、私怨や利害、蹴落としなど個人的動機をふくんだものが多かった。
人々はナチを恐れるあまりに、人々の人道的行動に対する正常な感覚までも著しく衰えていたのである。
そのように密告が蔓延するなかで、救援がなされたということである。
なかには、救援者が最初から割り切って、逃亡ユダヤ人が肌身離さず隠し持った金品を要求するとか、対価として自分の仕事を預け労働させる、さらには船腹の礼金を後々ローンで請求したというあきれた例もある。
自分も危険を背負っていることへの報酬だというのだろう。
もちろんそうした事例を圧倒して、対価を求めず受け取らず無償で被迫害者たちの身に寄りす人々がおり、本書ではそのような人に光を当てている。
●反ナチ活動で処刑されてしまったアドルフ・ライヒヴァイン氏の娘への手紙
機会があったら、いつでも人には親切にしなさい。
助けたり与えたりする必要のある人たちにそうすることが、人生でいちばん大事なことです。
だんだん自分が強くなり、楽しいこともどんどん増えてきて、いっぱい勉強するようになると、それだけ人びとを助けることができるようになるのです。
…私事…
新しい年になりましたね。今年はもう少し生活に余裕もって過ごせるようになりたいものです。
まずは仕事のレベルアップと今より体力つけるのが先かなという感じですが。
元日の今日は昨年同様出勤していました。お雑煮、家で食べれなかったかわりに上司たちが作ったお雑煮をお昼にいただきつつ頑張ってきましたよ(^^)
昨年も職場でお雑煮食べたけど作り手が違うから昨年ともまた違うようでした。主にうちの上司が一人で作ってましたが、なぜか楽しそうに作ってましたが、家でも作ってるのか雑煮作り初めてらしいのに妙になれた印象が…。
明日も仕事ですが、相変わらず人が足りずな状態ですが何とか気力振り絞って頑張りたいと思います♪
そういえば、今日は正月というタイミングには珍しく私のいとこがテレビにでていました(仕事だったので予約録画しました)。お笑い芸人してますがなぜか芸名が2つあるという。
今日は普段舞台にでるときに使っていたらしい名前ででていたそうです(人からきいてしりました)。渡辺ラオウの方が印象に残りやすい気がするんだけど、おかゆ太郎だときいた人にはどんなイメージで見られてるのか。
明日もテレビにでるらしいのでまた録画予約するつもりです。
明日出演するのはダウンタウンの浜ちゃんの番組だそうです。すごく優しい人だったらしく、撮影しながら心の中で感動していたようです、いとこ殿。
うまく予約できればいいな。
…内容整理せず書いたので脈絡も何もないですが興味があればぜひ。
このウラログへのコメント
明けましておめでとう。正月から仕事とは大変やね…
気力で何とか乗り切ってね。
お互い、ええ年にしようね~
#ジャムおじさん#さん:私はヒトラーについては詳しいわけではないですが、そうなのでしょうか。
克己さん:ありがとうございます♪昨年より体調いい日増やさなきゃですね(^^)
ベソさん:ありがとうございます♪3日だけ休みでまた明日から仕事ですが、頑張ります(^^)
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