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“三宝”とは?
2015年07月29日 23:50
2009年に四輪普通自動車免許卒業者数で日本一になった教習所がどこにあるか知っていますか?
東京?
大阪?
いいえ、違います!
島根県益田市にある「Mランド益田校」です。
この町の人口は約5万人に対して、年間6000人を超える教習生が全国から集まる合宿制自動車教習所。
上位は関東地区の教習所が占めるなか、なぜ島根県益田市の教習所が日本一になったのか?
それは、この教習所の創始者である小河二郎会長の想いが伝わっているからなのだと思いました。
卒業していくゲスト(教習生)に、“三宝”という話をするそうです。
紹介させていただきます♪
“三宝”とは、国の宝、地域の宝、家の宝となるための日々の心構えとでも言うべきものです。
なぜ、このような話をするのか。
人財への道を歩くことはむずかしいことではなく、日常の立ち居振る舞いにこそあるのだと、小河会長は教え続けているのです。
【国の宝】 公共交通機関に乗ったときは、君たちは席に座ってはいけない。
席は、身体の弱い人、老人、幼子が座るもの。若い君たちは立っていなさい。
そんな若者を国の宝と言うのです。
【地域の宝】 スーパーや量販店に車で行ったとき、君たちは入り口から一番遠い場所に車を停めなさい。
入り口に近い駐車スペースは、老人や弱者のためのもの。元気な君たちは、それぐらいの距離は歩きなさい。そう考え行動できる人間こそ、地域の宝です。
【家の宝】 外出先から帰ったら、父親にだけはきちんと正座して、ただいま帰りましたと挨拶をしなさい。
すべての物事には中心点がある。家の中心点は父親です。中心点を大切にすることで、家は栄えます。
そう語るのです。こんな教えがいまの青年たちに通じるのでしょうか。
「へえ!格好いいな!そう多くの若者はうなずいてくれます。若者は大したものです」
小河二郎会長はそう教えてくれました。
「これからのリーダーに贈る 船井幸雄の言葉」
佐藤芳直著
中経出版より
この教習所では、若者たちが教習所を去る日、バスの窓から身を一杯に乗り出して、「先生また来るよ」と、涙ながらに口々に叫ぶそうです。
今の若い人も、とんでもなく素晴らしいではありませんか!
やはり人の原点は、世のため人のため、誰かの役に立ちたいという根源的な欲求があるんでしょうね。
子供が一生懸命手伝ってくれるのも、お母さんお父さんを喜ばせたい一心です。
アルバイトさんが一生懸命笑顔で対応するのも、お客さんを喜ばせたい気持ちからです。
社長が一生懸命勉強してるのも、社員さんや地域やこの国を少しでも良くしたいという想いからです。
まさに誰にも見られていない時にする「陰徳」です♪
「陰徳」を自然に、当たり前にできる人でありたいですね(*^^*)
このウラログへのコメント
克己さん:私も頑張りたいと思います♪
意味も素晴らしさもわかるのですが
なにかしっくり来ない
どこかが少しだけ片寄ってるような…
SYUZO-さん:一つのものの見方として考えるくらいがいいのかなこれが全てでもないはず
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