成程話:おっ、いいぞいいぞ、この感じ

梅雨明け宣言ありましたね。いよいよ夏本番です(^^)

暑中見舞い申し上げます


それでは今日のお話。
…今日はメンタル・トレーニングのお話です♪


特に日本では、メンタル・トレーニングといえばリラクゼーションのことだという誤解があります。
うまい具合に緊張が高まってきたのを「嫌だな、さあリラックスしよう」とばかり、試合前などにお花畑のイメージなど浮かべたりと余計なことをやってしまう。
トップに立つ人というのは、むしろプレッシャーを楽しんでいます。
ここぞという時に緊張感が高まってくると、「おお、きたぞ、この感じ、この感じ」と、緊張状態を自分のコントロール下に置くのです。
緊張をコントロール下に置くとは、緊張に振り回されるのではなく、目標に適した緊張状態に自分を持っていくということです。

「打たれ強さ」の秘訣
岡本正善著
青春出版社より


その時と場合によって、緊張具合をコントロールする必要があるといいます。
ボクシングの試合前と、プレゼンテーションするときの緊張具合は、適した度合いが変わってくるのだといいます。
自分の緊張具合を測るのに、目を瞑って３０秒数えるとある程度測れます。
自分で３０秒測ってみて、実際のタイムと比べるのです。
自分のタイムが速かったら、緊張している可能性があります。
遅かったら、もう少し気を入れなおした方が良いでしょう。
そうして客観的に“俯瞰（ふかん）”して自分の状態を見れると「緊張をコントロールしている」といえます。
緊張を味方につけ、「おっ、いいぞいいぞ、この感じ」と、思えるように♪
思っていなくても口に出して言ってしまえばそうなっていきますね(^^)b