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少し印象的な話[盗まれた思い出]
2012年08月25日 09:48
ジェイミー・マッケルラスさんが、レストランで食事をしていたときのこと。
彼女は、駐車場に停めてあった車の中にカメラを置きっぱなしにしていました。
その1時間の間にカメラは盗まれてしまいました。
その時の後悔の念は、とても一言では言い表すことができません。
彼女は手術のできない癌と宣告されていて、最後の家族旅行にテキサスの遊園地を訪れ、思い出のぎっしり詰まった写真を子供たちに残そうとしていたのです。
ジェイミーさんは涙ながらにテレビで訴えました。
「どうか、私の思い出を返してください」
すると数日後、そのテレビ局のリポーターに一本の電話がかかってきました。
相手は名前を名乗らず「ニュースを見たら胸が痛んだので、カメラを返したい」と申し出ました。
そして「駅の駐車場に赤い車がある。その後ろを見るように」と伝えると電話は切れてしまいました。
リポーターが指示された場所に行くと、そこに置いてあったのは間違いなくジェイミーさんのカメラでした。
大切なカメラを受け取ったジェイミーさんは、目に涙を浮かべて言いました。
「これがどんなに大切なものか、説明できません。どなたか分かりませんが、正しい心を持っていて下さって、本当に有難う」
彼女にとって、そして子供たちにとっても、お金では買うことのできない大切な思い出が返ってきたのです。
ジェイミーさんは「もしも犯人が捕まっても、起訴はしません」と笑顔で答えました。
他人の過ちを許すジェイミーさんの心は、重い処罰よりも犯人を改心させるきっかけになるのかもしれないね
このウラログへのコメント
-Q-さん:そうですね残せない場合は心の中に大事にしまっておけたらいいな
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