成程話:イメージで伝える

イメージ出来るような伝え方って大切です。


アメリカ:アラバマ大学のリサ・クローン博士は１６～２０歳までの女性１７０名を２つのグループに分け、骨粗鬆症についての説得文章をそれぞれ読ませた。
一つのグループが読むのは「骨密度が落ちると健康に問題が出てきます」といった抽象的な文章。
もう一方のグループが読むのは「背骨の骨がスカスカになると脊柱が歪んできて、お尻と腰の骨密度が落ち、身体がグニャグニャと曲がったようになります」という具体的でしっかりイメージがわく文章だ。
その後、１回１０００ｍｇのカルシウムを摂取して運動するプログラムに参加したいと思いますか？と質問したところ抽象的な文章を読んだグループに比べて、具体的な文章を読んだグループでは、約６倍もの参加者希望があったのだ。
こうした具体論が説得力を持つのは、何よりもそのイメージ喚起力のお蔭だ。
われわれの理解力は、言葉だけよりも映像を伴った方がズッと促進されるのである。
つまり、ガールフレンドから「私のことどれくらい好き?」と聞かれた時、そんなの言葉にできないと答えるのではなく「毎日声を聞かないと、胸が苦しくて眠れないくらい好きだ」とせめてこれくらいは言おう。


[人の心を手玉に取れる心理操作]
内藤誼人著
ＫＫベストセラーズより


まるでそこにお花があるように伝えることが出来る人って凄いね♪どう伝えるかより、どう伝わったか。私も伝え方、勉強していきます♪


[自分の考えていることが伝わらなければ、成功はおぼつかない。コミュニケーション能力を高めることが成功への近道なんだよ]
by本田健(著述家「ユダヤ人大富豪の教え」より)