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いい話:七転八倒
2012年08月22日 09:16
相田みつを氏の心に響く言葉より
七転八倒
つまづいたり
ころんだり
するほうが
自然なんだな
にんげんだもの
『七転八倒』
古い昔の中国の話です。
大寧院可弘(だいねいいんかこう)禅師という人に、ある修行僧が聞きました。
「この道さえ歩いてゆけば、絶対に間違いのない、真実の道(正真ノ一路)とはどういうものですか?」
可弘禅師が答えました。
[七転八倒(七回転んで八回倒れる)]
[七転び八起き]じゃありません。
転びっぱなし、倒れっぱなし。
つまり、失敗の連続。
それが真実の道だというんです。
人間は努力をしている限り、これでいい、これで満点なんてことはありません。
いつでも未完成、不完全です。
ただここで大事なことは、転も倒も、具体的に動かなければ起きない現象だということです。
常に具体的に動くことが前提。
『生きていてよかった』角川文庫
[苦しい時は苦しむがよき候。悲しき時は悲しむがよき候。死ぬる時には死ぬるがよき候。これ苦節を避ける妙法にて候]
(良寛)
苦しい時は苦しみ、悲しい時は悲しみぬくこと。そして、死ぬ時は死から逃げずにその中に飛び込むこと。それが災難を逃れる唯一の方法だと良寛和尚はいいます。つまり[苦中楽あり]、[死中活あり]だ。
人生は[七転八倒]、失敗の連続だという。
失敗の連続が当たり前だと思えば失敗も怖くはない。
失敗の中に飛び込むつもりでやれば、そこに活路が見えてくる。
つまづいたり転んだりの、七転八倒の人生を楽しめる人でありたいな。
このウラログへのコメント
私は七転八倒九落
管理貞操帯さん:更に先を行ってますね
確かに。。。
自然に、素直にですね。
-Q-さん:高校でそういうのを習う学校もあるんだね~
ゆうき2さん:ですね
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