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印象的な話…龍を見たことがありますか?

2012年06月27日 09:15

印象的な話…龍を見たことがありますか?

ブータンのペマ・ギャルポ氏の心に響く言葉より


ワンチュク国王は、神、仏、自然の前では、一人の人間として謙虚にならなくてはいけないという姿勢を貫かれています。
京都三十三間堂仏教のお寺では、地面に両肘、両膝、頭をつけて、御仏に対して尊敬の気持を表す五体投地(ごたいとうち)や明治神宮では日本のしきたりに従って二礼二拍手一拝をされる等、国王という立場を超えて、一人の人間としてきちんとしきたりに従って参拝されていました。
そして、国王と王妃は福島県相馬市立桜丘小学校の子供達をお訪ねになりました。
実はお二人とも、子供達に出会うと、どこに行ってもご自分から声をかけられる程子供が大好きです。
多くの子供達が誰かしら近しい人を亡くしたり、未だ仮設住宅で暮らしている状態です。
そんな子供達に対して、国王ブータン国旗に描かれた[龍]の話をされたのです。
皆さんは、龍を見たことがありますか?
私はあります。
王妃もありますね。
龍は何を食べて大きくなるのか知っていますか?
龍は経験を食べて大きく成長していくのですよ。
私たち一人一人の中に[人格]という名の龍が存在しているのです。
その龍は年を取り、経験を食べる程強く、大きく、なっていきます。
人は経験を糧にして、強くなることができるのです。
そして何よりも大切なことは、自分の龍を鍛えて、きちんとコントロールすることです。
この[龍]の話を、私がブータンの子供達にする時には、同時に「自分の龍を大切に養いなさい、鍛錬しなさい」ということを言っています。
我侭を抑えることや感情をコントロールして生きることが大切なのです。

『ワンチュク国王から教わったこと』PHP研究所


ワンチュク国王陛下は26歳の若さで2006年にブータン国王になられました。王位継承後の数年間は外遊はなさらず、国民との対話に最も心を尽くされた。
山間部の農村まで自らの足で歩いて回られる若き王様は今や国民から絶大な支持を得ているという。
龍は想像上の動物だけど、古来より龍神とも言われ神格化されてきた。
ブータン国旗には龍が大きく描かれていますが、それはブータンチベット語の方言で[龍の地]として知られているからだとか。
生きていく上で最も大切なことは、年を取るにしたがって自分の人格品格を高めていくこと。
一生かけて、自己修養に励んで、己の魂を磨き続けることこそが生きる目的だと言っても過言ではない。
人は幾多の困難を乗り越え、筆舌につくしがたい苦労を経験するからこそいぶし銀の様な人格ができあがる。
そして、その苦労が大きければ大きい程甘えを断ち切り、己の我侭な気持を抑えなければならない。
それがブータン国王の[龍]の教え。
一人一人の心に住む美しい龍を大切にしたいな。

このウラログへのコメント

  • 管理貞操帯 2012年06月27日 17:11

    ブータンは、ネパールの難民を受け入れていましたが、今は難民を虐待し、追放している事実があります

  • なな♪ 2012年06月27日 21:05

    管理貞操帯さん:虐待?

  • キャスト 2012年06月27日 22:38

    経験は大事です。

  • なな♪ 2012年06月27日 23:27

    キャストさん:経験は糧になりますね

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