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ネットの素敵話…さりげない優しさ
2012年06月24日 22:09
ある4人家族がいました。
30代の夫婦と2人の兄弟。1人は10歳、1人は8歳でした。
ごく平凡な家族なのですが、10歳のお兄ちゃんは重度の食物アレルギーを持っていて、食べ物も好きに食べられないという状態でした。
そんなある日、弟が学校でいじめられて帰ってきました。
母親は驚いて理由を聞くと「僕だけファミレスに行ったことがないからって仲間外れにされた」と弟は言いました。実はお兄ちゃんの食物アレルギーのため、弟はファミレスどころか、外食もしたことがないという状況でした。
それを聞いてショックを受けた母親は、父親と相談して弟を1度ファミレスに連れていくことに決めました。
そして、ある日家族4人でファミレスに行き、席に着きました。すぐに店員が注文を取りにきました。母親は店員に「日替わりランチ2つとお子様ランチ1つ下さい」と頼みました。
すると店員は「お子様ランチ1つですか?」と尋ねました。母親は「はい、1つでお願いします。下の子がファミレスに行ったことがないとクラスでからかわれてしまって…。1度位連れてきてあげてもいいんじゃないかって思って連れてきたんです。と言うのも、上の子が食物アレルギーで食べる物も制限されているんです。それでも子供達にはできるだけ不自由な思いはさせたくないと思って連れてきました。更に失礼なお願いなのですが、上の子には家から持ってきたこれをここで食べさせても構わないでしょうか?」と母親は鞄から食材の入ったタッパを取り出しました。
当然ファミレスに食べ物を持ち込むということは、食中毒等の店側の衛生管理上の問題により本当はダメだということは母親も解っていました。ここで断られたらどうしようかと母親は密かに思っていたのです。
店員は「そうですか…」と言うと「私にそのタッパを渡して下さい」と母親に言いました。母親は「えっ」と思い、やっぱりダメか…、と落胆しながら店員にタッパを渡しました。
暫くして両親が頼んだ日替わりランチと、国旗が付いている弟のお子様ランチが出てきました。弟は喜んでいますが、両親は素直に喜べませんでした。ですが、次の瞬間、もう1つの料理が出てきたのです。それはまぎれもなく、あのタッパの中の料理でした。綺麗に盛りつけされ、真ん中には国旗が付いています。
「はい、これはお兄ちゃんのお子様ランチだよ」
その店員の思いがけない言葉と嬉しそうに喜んでいる兄弟の姿を見て、両親は涙が止まりませんでした。
このウラログへのコメント
心が温かくなりました!!
店員の行動が素敵でした。
キャストさん:こんな気遣いできる人は素敵ですよね
> ざざりーさん
ちっぱーさん:私も自然にこんな気遣いできるようになりたい。
私の息子も卵アレルギーでしたが、克服しました。
オムレツでは私がサツマイモで皮を似せて作りました。
Dmitriyiさん:すごい!素敵なパパでいいなぁ
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