少し成程話:どのような道をどのように歩くとも

あるメルマガより


『青い鳥』のチルチルとミチルはこう言った。

「世の中には沢山の幸福があるのに、大抵の人は見つけられない」

近すぎて見えないんだ。

まるで自分が自分を見れないように。

この空の蒼さに口笛吹いて、Keep walkig

陶芸家の河井寛次郎はこう言った。

「鳥が選んだ枝 枝が待っていた鳥」

僕が選んだキミ。キミが待っていた僕。

キミが選んだ僕。僕が待っていたキミ。

出会いに偶然はないという。

ようやく会えたね。口笛吹いてKeep walkig

中国の老子はこう言った。

「扉を叩くなかれ。扉は最初からあいている」

一体何を恐れてるんだい?

何にビビってるんだい?

最初から扉はあいている。

ドンドン行くぜ、口笛吹いて、Keep walkig

イエスキリストはこう言った。

「失う覚悟のあるものは全てを得る。執着する者は全てを失う」

元々すっぱだかでこの宇宙に身を投げ出して生まれてきたんだ。

もう一度それをやればいい。

開き直ったら道は開ける。

まっすぐ続くこの一本道に、口笛吹いてKeep walkig

一休和尚はこう歌った。

「世の中は起きて稼いで寝て食って 後は死ぬを待つばかりなり」

あびるように酒を飲み、死ぬまで女を愛した一休和尚

正月にはドクロをぶらさげ、じゃらじゃら京都の街をねり歩いた。

常識なんかクソくらえ。口笛吹いて、Keep walkig

詩人の寺山修司はこう言った。

ひとりぼっちでさみしいときの、おまじない

「だいせんじがけだらなよさ」

さからから読んでご覧ごらん?

「サヨナラだけが人生だ」

また会えるさ。僕らは元々ひとつなんだから。口笛吹いてKeep walkig

「Keep walkig」byひすいこたろう


色々あるけど、開き直って、ルンルン気分で歩いて行こう♪


<どのような道をどのように歩くとも、命いっぱいに生きればいいぞ>

by相田みつを(詩人・書家)