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成程話…ヘブライの王の助言

2012年05月22日 09:45

成程話…ヘブライの王の助言

ある村に、毎日のように自分の不幸を嘆いている男がいた。

男の言い分はこうだ。

「俺の家は狭い上に子供が四人もいて、おまけに女房が太っているので、自分は毎日立って寝なければならない。酷い話しじゃないか。こんな狭い家に住む俺程この世で不幸な人間はいないだろうよ」

この不満を聞いたヘブライの王は男にこう命令した。

「お前のその狭い家の中でニワトリを10羽飼いなさい」

王の命令に嫌々従った男はこう不満を申し立てた。

女房と子供だけでも足の踏み場もないのに、ニワトリ10羽をそこで飼ってたら、私は糞にまみれて寝よと言うのですか。前よりも不幸になりましたよ」

これを聞いたヘブライの王は更にこう命じた。

「それでは、ニワトリ10羽に加えて羊を10匹家の中で飼いなさい」

男は王の命令だから従ったが、国中の人間に向かって自分は王の命令のお陰で世界で一番不幸な目に遭っていると言い回った。

暫くしてやっと王は「ニワトリ10羽と羊10匹は家の外で飼ってよい」と命令を変えてくれた。

次の日、男は王のもとに感謝の品々を持って駆けつけて、こう言った。

「私は大変幸せな男です。今や私の家には家内と子供四人、広々と暮らせるようになりました。有難うございます」


<ユダヤ人成功哲学[タルムード]金言集>
石角完爾 著
集英社より


起きている現象に対して<感じる幸福感>は人によって違うということです。
<国民幸福感>又は、GNH(Gross National Happiness)というのが昨年位から注目されていますが、日本よりも経済的に遙かに貧しいブータンは世界で最も幸福度が高いとか。日本はこれだけ平和で裕福で恵まれているのにもかかわらず、不満を感じて生きている人が多いと…。
こんな時こそ「吾唯足知(われただたるをしる)」…意味は(満足することを知っている者は貧しくても幸せであり、満足することを知らない者はたとえ金持ちでも不幸である)
幸せなお金持ちがいいね…なんてね


「しあわせは
いつも
じぶんの
こころ
きめる」
by相田みつを(詩人書家)

このウラログへのコメント

  • 管理貞操帯 2012年05月22日 12:44

    ルーツをたどれば、ユダヤ人も、イランやイラクも同じ民族なのは、余り知られていないですね

  • なな♪ 2012年05月22日 23:45

    管理貞操帯さん:そうなんだあまり有名じゃないのかな

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