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少し成程?話…悲しいから泣くのではない
2012年05月17日 14:09
佐藤富雄氏の心に響く言葉より
<悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ>
と、ストレス学説の創始者、ハンス・セリエ博士は語っています。
この法則は人生全般にあてはまります。
そしてこの法則に大きな関わりを持っているのが言葉です。
相手を罵倒したり傷つけたりするような言葉を放つと、相手ではなく、それを言った本人がダメージを受けます。
昔から<言霊>と言うように、言葉には偉大な霊力が含まれていると考えられてきました。
坂口安吾の小説に言霊の力を描いたものがあります。
迎合の天才だった豊臣秀吉は<いよいよこれから大陸攻めですね>と口ぐせのように言っては織田信長を喜ばせていたというのです。
後に太閤となった秀吉は晩年、かつての口癖に復讐されるかの様に、意味のない大陸出兵を敢行して敗れます。
使ってきた言葉の数々、口癖を分析すればその人の今ある姿と未来の姿がわかります。
言葉の積み重ねが存在を作るっているのです。
人の姿はその人の口癖の産物です。
いい口癖を沢山持つことは人生を成功させる1番の秘訣です。
辛い現実を<もうだめだ>と悲劇的に表現すれば、本当にだめになっていくでしょう。
でも<大丈夫だ>と楽天的に表現すれば、不思議と何とかなってしまうものです。
言葉や口癖は決して事実でなくてもいいのです。
ほめ言葉でも感謝の言葉でも、とりあえず口にすることでそれが本物になっていきます。
反対に、年中<不安だ、心配だ><どうしよう><困った、困った>等と言っているとその不安や心配が現実化する確率は高まっていきます。
危機に直面した時、窮地に陥った時、人が最初に考える言葉、最初に口にする言葉は何なのか、私は大勢の人に聞いてまわったことがあります。
その結果<何とかなるさ><大丈夫>というものが最も多く言葉の力で自分を奮い立たせ、逆境を乗り越えることができたという例を多数聞くことができました。
逆に、倒産や自己破産等に追いこまれるという悲劇的な結末を体験した人々の第一声は<無理だろう><私はもうできない>という答えがトップでした。
否定的な言葉を発すると脳は残酷にも、ただちに<できない理由>を山程探してきます。
『佐藤富雄の[ツキ]の法則!』知的生き方文庫
困難な出来事に出会った時「これはどうしたらできるのか」とできる理由を探す人と「これは難しい、なぜなら…」とできない理由を探す人と2種類の人がいる。それは日頃の考え方の習慣や癖によって決まる。どんな風に生きたいか、どちらの方向に進みたいかという、ベクトル=方向性でもある。ベクトルとは北海道に行きたいと心の底から願っても、沖縄行きの飛行機に乗ってしまったらいくら頑張っても北海道には行き着かないということ。ベクトルがどちらを向いているかは毎日の<口癖>によって決まる。<困った、困った>と言っていれば困る方向にどんどん進み、困った事が次々起こる。肯定的なよき口癖を多く持ち、明るくて、夢のある方向に進みたいね。今からでも遅くない筈!口癖に気をつけてみよっと♪
このウラログへのコメント
ななさんへ。否定的な言葉は暗くするが、楽観的な言葉は人の心を前向きにする。何時も前向きに行きたいもの
あたろうさん:有難うございます裏表関係なく書いちゃってます
なださん:私もそう思います
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