いい話…表は豊臣秀吉、裏は武田信玄の話♪

【強さの秘訣】

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生涯七十二回の戦。

うち敗戦

わずか三回。

戦国最強の軍団を作り上げた男

『武田信玄』


ある時、家臣に任せていた城が不意の敵襲に遭い

城を完全に包囲されてしまった。

その家臣はどうしようもなく防戦を諦め、城から逃げ出してしまった。。。

逃げている時、前方より援軍が現れた。

援軍はなんと、

主君『武田信玄』だった。

家臣は肩を落として言います

「ぶざまな姿をお見せして
まことに恥ずかしい限りです」

主君である信玄の怒りの声が聞こえてきそうだった・・・。

しかし、信玄はこう言った

「こういう時は、誰だってしかたがない。
ここまで無事に逃れてくることができて、本当によかった。
わしも満足だ。
しかし、そなたはさぞ悔しい思いをしていることだろう。
疲れているだろうが、ここから直ちに引き返してくれぬか。
今日の先陣を頼みたいのだ。
大馬印(主将の目印)をそなたに預けよう。」

武将にとって先陣を命じられるほどの名誉はない。

家臣は感激で涙を溢した。


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過ちを認め、深く反省している者を
信玄は責めなかった。

参考:[名将言行録]


強さの秘訣は、厳しさだけでなく優しさを伴うものなんだね。


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