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いい話…ポジティブな子

2011年05月03日 09:17

いい話…ポジティブな子

こころチキンスープより

私たち夫婦は三人の息子に恵まれました。
三人ともそれぞれ個性的で、私たちはとても幸せでした。
真ん中の息子ビリーは、まわりからか究極の楽天家として愛されてきました。
あんなに人生が楽しめたらいいなあと思うのですが、こればかりはもって生まれたものでしょう。
たとえば、ビリーはむかしから早起きで、朝の五時には私たちのベッドに入ってくるのです。
私たちは「静かにしなさい、戻って寝なさい」としかるのですが、彼は仰向けになったまま、歌うようにささやくのです。
「けさはいいお天気だよ、小鳥のさえずりが聞こえるよ」
「話しかけないでちょうだい」とたのむと、
ママに話しかけてるんじゃない、ぽくにだよ!」
幼稚園で、虎の絵を描くように言われたときのことです。
ビリー楽天主義こそお手のものですが、絵は苦手なのです。
だから、彼の描いた虎は頭がいびつで目は一つしかなく、その目もつぶっているように見えました。
先生にどうして虎が片目をつぶっているのかと聞かれて、彼は言いました。
「だって、虎が言ってるんだよ、きみの瞳に乾杯。って」
五歳のときには、こんなこともありました。
テレビの男に髪の毛があるかどうかで兄と口論になったとき、ビリーは言いました。
「髪の毛あるよ。パパと同じだよ、まえから見るとないけど、あっちへ行っちゃうとき、いっぱい毛があるじゃないか!」
こうした話は数かぎりなくあるのですが、ついには楽天主義の極みのようなことばを口にしました。
ビリーが七歳のとき、弟である末っ子タナーが溶血性尿毒症にかかり、五日後に亡くなりました。
タナーのお葬式をすませた夜、私はいつものようにビリーを寝かせつけていました。
ふだんなら、その日のできごとについてあれこれとおしゃべりしたでしょう。
でもさすがにその夜は、二人とも薄暗がりの中で声もなく横たわっていました。
ふいにビリーがこう言いました。
「ぽくたちはみんなかわいそうだ。でも、ほかの人たちの方がもっとかわいそうだね」
私は、彼がどの人たちのことを言っているのかと聞きました。
すると彼は、
「タナーのことを知らない人たちのことだよ。ぽくたち、一年半もタナーといっしょにいられてほんとにラッキーだった。
だって、タナーのことを全然知らないままの人がたくさんいるんだよ。
ママ、ぼくたち、本当にラッキーだったよね!」

ベス・ダルトン


……ここ何ヶ月か弟の行動でかなりのストレス負荷が私の心とからだにのしかかっていたのですが、日頃ログに載せている【成程話】【いい話】、特に今日は朝からその弟によるストレスがドカンときていたのですが、今日の話で少しではありますがストレス負荷具合が軽くなった気がします。
弟の事はもう諦めの境地ですが…。今朝のいたずらによる水浸し事件はストレスで未だに心臓辺りがドキドキしてるし。下の階の人に水漏れで迷惑かけてなければいいなぁ…。……

このウラログへのコメント

  • sasao 2011年05月03日 14:13

    そうかぁ~
    そんなストレスがあったから【いい話】を毎日コピペしてバランスをとっていたんだね

  • なな♪ 2011年05月03日 23:38

    Mitsuruさん:有難うございます

  • なな♪ 2011年05月03日 23:39

    sasaoさん:バランスは必要です負の感情に振り子が動くのは一瞬だから

  • なな♪ 2011年05月03日 23:41

    ひろしですさん:有難うございますお兄さんは何があったか判らないけど早めの解決策を見つけなきゃ

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