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「ルーム ROOM」レビュー☆

2016年04月09日 18:03

「ルーム ROOM」レビュー☆

ブリー・ラーソン主演他。閉じ込められた,【部屋】で暮らす、ママ(ブリー・ラーソン)とジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)。体操をして、TVを見て、ケーキを焼いて、楽しい時間が過ぎていく。しかし、この部屋が、ふたりの世界の全てだった。ジャックが5歳になった時、母は【部屋】しか知らない息子に本当の世界を見せることを決意する。奪われた人生を取り戻すために、何より〈部屋〉しか知らない息子に、〈本当の世界〉をみせるために―。息も出来ないサスペンスフルな脱出劇、思わず漏れる嗚咽―だが、そこから予測出来る顛末は、全て見事に裏切られるラストの瞬間まで怒涛のように押し寄せる、心を射抜く台詞と、己を見失うほど感情をかき乱す登場人物たちの選択―生涯忘れらない劇的な体験をあなたに―アカデミー賞主演女優賞受賞作品。

10/10点!!冒頭、画面に二人が登場した瞬間からラストまで、一瞬足りとも目を離せない、ドリンク飲む為に目線を外す事すら出来なかったです。「ショート・ターム」の時は、それほど感じなかったのに、ブリーとジェイコブくんの圧倒的な魅力と存在感に惹き付けられ、この二人の親子ペア以外有り得ないと思ってしまう位、二人がピタッとハマッていました。前半は、狭い部屋の中で、ジョイとジャックが常に魂を剥き出しにして向き合っているので、二人の感情が、突き刺さるくらいストレートに伝わってきて、何度も涙が溢れました。逃げ場がない、慰める手段も限られてる、願いは叶わないという空間の中で、ジョイがジャックを守り育て上げ、分別を教えるのに、どれほど大変な事だったか、混在した気持ちが混ざり合い、苦しくなりました。歯痛や治せない怪我の痛みを堪えながら、我が子に笑顔で接する事がどれだけ大変なことか!(>_<) 救出劇も、かつてないほどの緊迫感とハラハラで、ジャックの恐怖と驚きと勇気を一緒に体験してるみたいでした。正直、もう駄目かと思いました(^_^;)お巡りさんさすがです!現実世界に戻ってきてからも、ジョイは心が壊れる寸前なのに、ジャックの前では、絶対泣かないんです。母は強しと言いますが、ジョイだって、17歳から時が止まっている普通の女の子なのに、命懸けで子を守るとはこういう事かと、見せ付けられました。部屋の中では、ジェイに守られていたジャックが、現実世界に出てからは、壊れそうなジェイを救う存在となり、ジャック自身もジェイを守ろうと頑張る姿に、胸を打たれました。二時間弱が本当にあっという間で、画面がエンドロールに切り替わる時、もっともっと二人の喜び、悲しみ、驚きを一緒に経験していたいのに、時間が足りな過ぎる!と叫びたかったです。深い余韻と、ジョイとジャック親子の勇気と経験が、自分の心に永遠に刻まれる体験型ムービーでした。ブリーだけでなく、ジェイコブくんもアカデミーものの名演でした!(*^▽^*)2016年公開。

このデジログへのコメント

  • はらぺこ 2016年04月11日 23:56

    そうなんだ。自分の心に永遠に刻まれる映画なんですね。絶対見てみよう(^^/

    私は、ネガティブ側の「空しさ」で心に刻まれている映画があって、
    「天使はこの森でバスを降りた」です。見終わった後の空しさが

  • ユリ 2016年04月12日 00:34

    > はらぺこさん
    聞いた事ない作品です。メモメモ。はらぺこさんの超おすすめ作品なら観てみたいです。「ルーム」はある意味、新体験でした。すごいよかったー。余韻が残ります。

  • ユリ 2016年04月14日 00:13

    > GRAYさん
    視点が、ジョイ3割、ジャック7割くらいで描かれていて、ジャック目線が新鮮でよかったです。二人の演技が良過ぎて本当に親子でぴったりくっついてるペアに見えたのが一番よかったんだと思います

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