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成程話:1時間の中に永遠がある

2016年12月21日 00:00

「集中することの大切さ」を教えてくれる話。


人と会っている時も、勉強の時と同じくらい集中してほしい。
勉強の時は、読んでいるものに注意を払い、その内容に思いを馳せる。
人と会っている時は、見るもの聞くものすべてに注意を傾ける。
それが大切だ。
その辺の愚かな人々がよく言うように、自分の目の前で言われたこと、起こったことを「別のことを考えていて気がつきませんでした・・・」などと、けっして言ってはならない。
なぜ別のことを考えていたのだ?
別のことを考えるくらいなら、なぜ来たのだ?
来る必要などなかったではないか。
結局、この人たちは「別のこと」など考えていなかったのだ。
頭が空っぽだっただけなのだ。
こういう人は、遊びにも集中しなければ、仕事にも集中しない。
気が散って仕事ができないのなら遊べばよさそうなものだが、それができない。
こういう人は、遊び仲間と一緒にいれば、自分も遊んでいると錯覚し、仕上げなければならない仕事が存在すれば、それだけで自分は仕事をしていると勘違いしているのだ。
何事も、やるからには一所懸命やらなくてはいけない。
中途半端にするくらいなら、しないほうがずっといい。
大切なのは、自分のしていることに集中することだ。
物事は、する価値があるか、ないかのどちらかだ。
中間はない。

わが息子よ、君はどう生きるか
フィリップチェスターフィールド
竹内 均 訳・解説
三笠書房より


詩人ウィリアムブレイクは、こう表現しました。
「1粒の砂の中に全世界を見る。
1輪の野の花の中に天国を見る。
自分の手の中に無限を握る。
1時間の中に永遠がある」

決断力の磨き方」(池田貴将 著 学研パブリッシング)という本に、響く一文がありましたので紹介して終わります。

「明日からやろう」と7回言えば、1週間が過ぎる。
「来週からやろう」と4回言えば、1ヶ月が過ぎる。
なぜ「今日」ないし「今週」やれるはずのことをしないのだろう。
今日、何もしなければ、明日は今と同じところから始めなければならない。
今日一つすれば、明日は一つ進んだところから始めることができる。
世界中の人に共通する法則だ。
動かなければ、何も始まらない。
夢も希望も理想も、現実へ変換させる第一歩は動くことだ。
多くの人が、その一歩を先延ばしてしまう。
「もうこんな時間か。明日からがんばろう」
「もう今月も半分が過ぎた。来月からがんばろう」
こうして区切りのよいところを求めすぎてしまうと、時間ばかりが無駄に過ぎていく。
今日がたとえ2時間しか残っていなくても、その2時間を集中することは、明日につながる。
今月が半分過ぎていたとしても、残りの半分を全力になることは、来月につながる。
今を有意義にできない人が、どうして明日から有意義になれるのだろう。
今、あなたが動くと決めることが大事なのだ。
「これまで」ではなく、「これから」どこへ向かいたいかが問題なのだ。

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