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中日新聞より。いい話♪
2016年12月13日 23:48
ほろほろ通信『これも何かの縁よね』
6月末ごろ、豊橋市の杉浦さん(三四)がスーパーマーケットに買い物に出掛けた時の話。
自分の車の隣に止めてあった軽自動車を、三人の女子中学生が取り囲んで下をのぞき込んでいた。
「どうしたの?」と尋ねると、「ミャーミャーって猫の声が聞こえるんです」と言う。
杉浦さんもかがんでのぞき込むと、車体の裏側から子猫の顔がチラリと見えた。どうやら、エンジンルームの隙間から中に入り込んでしまったらしい。
一人の女の子が自宅まで走って、ほうきを持ってきた。杉浦さんも、買ったばかりのちりめんじゃこを差し出して、おびき寄せる。
「こっちへおいで」と招くと、一度は地面に下りたものの、再び入り込んでしまった。
もし、エンジンがかかったら、ファンベルトに巻き込まれて…。
そう思うとぞっとした。
やがて車の持ち主の女性が戻ったが、なすすべがなく途方に暮れた。
辺りが暗くなり始めた時のこと。
近くの車から男性が降りてきて「どうされましたか」と尋ねられ、事情を説明した。「ボンネットを見てみましょう」と急ぎ開けた。
すると、そこに茶と灰色のまだらの子猫が震えていた。
その男性が、そっと抱き上げると、全員が「良かった!」と声を上げた。
「この猫ちゃん、どうしよう…と考えていたら、車の持ち主の女性が『私のうちにおいで。これも何かの縁よね』と子猫にささやいたのです。
スーパーでもらった段ボール箱に入れて帰られました。
みんなで再びホッとしました。小さな命を救えて本当に良かったです」と杉浦さん。
ちなみに女の子たちは南稜中学の生徒だったという。
《中日新聞掲載 2016年(平成28年)11月13日》
このウラログへのコメント
克己さん:明けましてはおめでとうございます
普段ボンネットあけることないから最後に意識が行ったのかな。
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