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ネットの印象的な話

2014年01月01日 18:40

ネットの印象的な話

新しい年になりましたね。
いいこと、よくないこと、これからもあるかもしれませんが、今年も健康面に気をつけて大事に過ごしていきましょう♪
今年も宜しくお願い致しますm(__)m


[311の記憶]
私は岩手宮古市に住んでいて、地震がなければ高校1年生でした。
今回の地震で両親と兄そして彼氏を亡くしました。
2番目の兄はまだ行方不明です。
私は津波が来たときは高台にいました。
目の前で思い出の場所がどんどん崩れて行きました。
その時の映像がすさまじい音が目、耳にこびりついて離れません。
1週間近くは眠れずに1人で起きてました。怖くて怖くて…
避難所犠牲者の名簿に両親と知り合いの名前が刻まれていて今でも受け入れられてません。
兄は近くの避難所にいる友達のお母さんが犠牲者の名簿から見つけてくれました。
彼氏は8歳年上ですごく優しくて何度も結婚しようって言ってくれていたとてもいい人でした。
3月28日に初めて会った彼氏のお母さんが私に亡くなったと教えてくれました。
彼氏遺体が見つかってからずっと私を探し続けてくれていたそうです。
彼氏遺体は決して綺麗なものではありませんでした。
至る所に血がありました。
そんな私に彼氏ケータイをくれました。
「ごめんね。俺はもうダメかもしれない。もし俺がこの世から消えても綾芽は一人で歩けるよ。
俺は綾芽に逢えて幸せだった。ずっと愛してるけど、他の奴と結婚して俺の分も幸せになってください」
こんなメールが保存されていました。
今でも涙が止まりません。
せめて、2番目の兄が何処かで生きていてくれれば…
普段、恥ずかしくて言えなかったけど、この家族に生まれてきてよかった。

お父さんへ
こないだケンカしたっきりもう謝れなくなっちゃったね。
ごめんね。

お母さんへ
受験のことでたくさんケンカしちゃったけど、せめて入学式で新しい制服姿を見てほしかったな。
お母さんの料理がまた食べたいな。

お兄ちゃんへ
お兄ちゃんとの恋バナ楽しかったな。
もっと言いたいことたくさんあったのに…
勉強もたくさん教えてくれてありがと。自慢のおにいちゃんだよ。
短い間いっぱいケンカして、泣いて、笑って、辛いことも楽しいことも全て分け合って生きていれたことに今さらだけどキセキを感じました。
これから何度も泣くことがあるかもしれない。
何度も挫けることがあるかもしれない。
精神状態も不安定でお医者さんから睡眠薬を貰ってようやく眠れるようになりました。
ご飯はたくさんもらえるけど体が受け付けてくれずに吐いてしまいます。
だけど、
私は家族の分、彼氏の分、友達の分、精一杯生きます。
だから、1歩踏み出す力をください。
この想いを誰かに聞いてほしかったんです。
お願いします。

追伸
想い出を探しに家があった場所に行ってみたら兄がいました。
無駄だと思いながらもきてみたそうです。
兄も彼女や大事な友達をたくさん失いました。
今は辛い想しかないけど地震以来初めて笑顔になれました。
これからは私の亡くなった幼なじみのご両親と一緒に暮らします。
生きたくても絶命した方のために、せめてこれをみてくださった方だけでも命を無駄にしないでほしいです。


[人並み以上の成功をおさめた]
ある大学で社会学を学ぶ学生たちが、ボルチモアスラム街に住む少年200人を対象に、ひとりひとりの家庭環境と生い立ちを調査しました。
そしてこの調査結果をもとに少年たちの将来性についてのレポートを作成しました。
するとどの学生も、これらの少年たちには何の将来も期待できないだろうと書いたのでした。
それから25年後のこと、ある社会学教授がこのときの調査結果を見つけ、当時の少年たちがその後どうなったか学生に調べさせました。
ところが、引っ越したり、死亡した20人を除いた180人のうち、何と176人が弁護士医者、またはビジネスマンとして人並み以上の成功をおさめていることがわかったのです。
教授はこの報告に大変驚くと共に、興味をそそられ、さらに詳しく調べることにしました。
幸い、調査対象になった人たちはまだその地域に住んでいたので、教授は自らひとりひとりに会いに出かけ、こう質問したのです。
「あなたを成功に導いたものは何だったのですか?」
すると、誰もが感慨をこめて、ある先生の名前を挙げたのでした。
教授はまだ健在だというその女の先生にぜひ会いたいと思い、訪ねていきました。
そして、年はとっていても、しゃんとしたその先生に、こう尋ねたのです。
スラム街からあんなに大勢の成功者が出るなんて驚きました。あなたは、一体どんな魔法を使ったんです?」
その先生はパッと顔を輝かせ、口元に微笑を浮かべると、こうこたえたのでした。
「とても簡単なことです。私は生徒達を愛したのです」


[昔の時計などを修理する職人さん]
自分は20代。
父母は中学のときに離婚で、どっちにもついてかなくて祖父母に育ててもらってきた。
そんで今はじいちゃんの仕事を継いで、昔の時計とかラジオとかを修理する店で働いている。
修理してほしいと持込みされた品は今まで押入れだったり、蔵に放置されていたものだったりするのでたいていホコリや油、土まみれ。
修理が終わるころには手も顔もズボンも作業エプロンも真っ黒になるほど。
で、あるとき若い男性が亡くなったじーさん家の倉庫から沢山貴重な時計やら蓄音機やら発掘したので直してほしいと来た。
私が見ても結構な貴重品たちで、修理代はちと値が張るが、昔のものは何度でもきちんと動くように設計されているから、お任せ下さいと仕事を受けた。
そのときの男性は、「動くようになって帰ってくるんだー!!楽しみ!!」ってキラキラしていた。
4日後に修理完了の電話をし、引き取りに着てもらった時にはなにやらお綺麗な彼女さんを連れていらっしゃった。
小さな店に20代の若い方が来ること自体珍しいのでちょっと緊張して挨拶をしたら私を見るなり彼女さんが小声で「・・わっ・・・なに・・・きたないカッコ・・・いやだぁ・・」と。
聞こえてますよ・・・
かなりイラッとしたけど、お客さんだし、まあ歳も同じくらいの女が化粧気もなく油まみれの手と(夏場だったので)汗も沢山かいてたからそりゃそう言われるわな・・・と凹んだ。
まあまず美人さんにこんな姿を見られて、尚且つ面と向かって言われてしまったから何だか一気に恥ずかしくなって、凹んだ。
でもその後に、受取人の彼氏さんが「祖父の形見をきれいに直して下さって有難うございました。でも、こうやって汗をかいて土や油で真っ黒になりながら、他人のものを宝に直してくれる素晴らしい職人さんに、とても失礼なことを聞かせてしまいました。本当にごめんなさい。本当に」って言い始めて、びっくりした。
私よりも彼女さんが凄くびっくりしていた。
と思ったら次には顔を赤黒くさせていた。
ちょっぴりスーッとしたけど、何だか自分が物凄く悪いことをしてしまったようで気まずかったので、「あっありがとうござます!でもすみません!品、こちらです!!」って変な事しかいえなかった。
ササッと品を受け取ってもらい御代をもらって、その2人はその日普通に帰っていったんだ。
で、1ヵ月後に彼氏さんだけまた店に来た。
あの時は連れが失礼なことを、とわざわざ謝罪に来て下さった。
私自身も客商売なのに身なりに気をつかわな過ぎて、引かれてしまうのも無理ないとこたえたら、あの時よりも前から彼女は人を馬鹿にしたり見下すような発言や言動が多くて悲しかった、何よりも働いたことがないのにそんな事を言える立場じゃないだろうと常々言っていたのに「私はいいんだ、特別なんだ」と聞く耳も持たなかった。
そんな女性だと気づかずに付き合ってしまった自分が一番情けない。
そして、
「だから、あの後別れました。」と何故か私に事の沈末を話してくれた。
喪だから「・・・あぁ・・・それは・・・大変でしたね・・・」しか言えなかった。
その後はなんかすっきりしたのか修理品の話をし始めて、立ち話も何だったのでお茶を出して、カウンター前の小さい椅子に座ってもらって、ずーっと「あの時計相当昔のものなのにまたちゃんと時を刻んで、カチカチ鳴って、ボーンって音鳴って・・・昔の人すげえっすよね!!直しちゃう人もすごい!」
とかハツラツとしゃべっていた。
今までもお客さん「ありがとう」「うれしいよ」って言ってもらえるそのたびに、仕事に誇りを持てた。
その人にとっての大事なものをまた大切に使ってもらえるように私はまたがんばるぞって。
でも同年代に褒められるなんて無かったから、なんか単純に嬉しくて、じいちゃんも修理部屋から呼んできて、11時に来るお客さんがいらっしゃるまで骨董とか古物の話を3人でしてたんだ。
その時はすごくすごく嬉しかったのを覚えている。
そんでその後も、その男性は店に「修理品を持ってこない」客としてちょくちょく通ってくれて話したりして、今ではじいちゃんの技術を継ぎたいといって店で修行中です。

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