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秋空の下でのプレイよりも、その後のベッドでのプレイで燃え上がり…(その10)

2013年10月04日 23:42

秋空の下でのプレイよりも、その後のベッドでのプレイで燃え上がり…(その10)

(その9より)周囲にいるプレイヤーの様子を見ると、皆、その小屋の中へと続々と入っていく様子が、激しい雨でぼやけながらも確認することができた。

僕は、多香子(仮名)に

金属は身から外して…」

と叫んだ。

すると多香子は、まずクラブアイアンを放り投げ、そしてネックレスなどを惜しそうに身から外し、後でわかるようにしようと、放り投げたアイアンのすぐそばに置くと、土砂降りの雨の中を傘をささずに避難小屋へと入っていった。

10分くらい経過し、それまで空をつんざくように鳴っていた雷が漸くおさまり、空には再び太陽の日差しが戻ってきた。

ゴルフ場の管理車が回ってきて、プレイの再開可能宣言がされたので、皆、それぞれ自分のコースへと戻っていった。

多香子と僕は、最後にその小屋を出ていこうとした。

誰もいなくなった小屋から、出ようとしたその時、多香子

「寒いわ…」

と、ポツリと呟いた。

僕は、ポケットの中のハンカチを取り出し、多香子の首の周りに巻き、髪の上から拭き取るようにした。

すると、多香子の顔が僕の顔に急接近した位置関係となり、また、多香子の豊かな胸が僕の上半身に少し触れたのであった…(その11へ続く)

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