『餡なしまんぢゅう』 & 白菜

『餡なしまんぢゅう』
かつての日本では
パンのことを
「餡なしまんぢゅう」と呼んでいました。
1543年
九州・種子島に漂着したポルトガル人によって鉄砲が伝えられました
歴史に名を残す
『鉄砲伝来』です
そしてこの時
パンも伝来されましたが…
鉄砲ほど広まることはありませんでした。
その名…というより、その存在が日本人に知られるようになったのは
その後
フランシスコ・ザビエルなどのキリスト教の宣教師が日本で布教活動を行う中で徐々に広まっていきました。
それというのも
キリスト教の儀式にはワインとパンが欠かせません。
『餡なしまんぢゅう』と呼ばれていたのはまさにこの頃。
しかし
切支丹禁止令
鎖国などによりパンの普及は頓挫していまいます。
パン伝来から約300年後
1842年4月12日
伊豆韮山の代官
『江川太郎左衛門（36代当主）』が
日本人の手による国産第一号のパンを作りました。
彼はパンを兵隊のための兵糧食にと考えていました。
米に比べて軽く持ち運びに便利で、また、米のようにわざわざ調理する必要がなくそのまま食べられるのがメリットでした。
そこで
長崎・出島のパン職人を招き
パン窯を作って試作します
第一号パンは
しっとりもっちりのパンではなく
『乾パン』に近いものだったと言われています。


白菜。
主な栄養素はビタミンＣ。風邪予防や疲労回復に効果あり。その他、βーカロチン、鉄、マグネシウム、高血圧の人に良いカリウム等も。ジチオールチオニンという成分が含まれ、発ガン物質を抑制。利尿作用があり、二日酔いや膀胱炎、尿道炎に効果がある。その他、食物繊維も豊富。又、カロリーが低め。