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中3の時に父を亡くし、10年後・・・

2016年03月05日 00:01

ネットの話
【中3の時に父を亡くし、10年後・・・】


『中3の秋に父をガンで亡くし、精神的に追い詰められてしまっていたこともあってか、周りの友達や先生や家族に沢山迷惑と心配をかけてしまいました。
そうしたらあるとき兄に、いつまでも悲劇のヒロイン気取ってるんじゃないよと言われ、ハッとして目が覚めました。
志望校に受かって高校生になってからも、ふとしたことがきっかけで不登校になったり、大人になってからも沢山の人に迷惑と心配をかけながら生きてきました。
そんな自分が大嫌いで、逃げだとわかっていたけれど、本気で死のうとしたこともあります。
でもそんなときはいつも、父の笑顔を思い出して踏みとどまることができました。
生きたくても生きられなかった父の無念さを思うと命を粗末になんて出来ませんでした。
父の最期を看取ったときに決めたことがあります。
父の分まで1日1日を精一杯生きること、父が安心して眠れるようにいつでも笑顔でいること。
姿は見えなくても父は私の中に生きていて、いつも見守っていてくれる。
もう優しい言葉をかけてはもらえないけど、父と過ごした15年が今までもこれからも私の支えであることにはかわりないです。
父が亡くなって今年で10年が経ちます。
今父が生きていたら・・・そんな想像も沢山してきました。
もっといろんな話をすればよかった、反抗期だった私は素直になれず父に寂しい思いをさせてしまっていました。
ほんとは大好きだったのに、ちゃんと伝えられなかった。
早く逝ってしまった父と父の病気を恨んだこともあるけど、10年経って一番伝えたい言葉は「ありがとう」の一言です。
お父さんが私のお父さんで本当によかった。
父のかわりに母を支えられるよう頑張るから遠くから見守っていてほしい、そしてたまーに夢で逢えたらそれだけで十分。
お父さん、ありがとう』


中学3年生・・・。まだ若いそんな時期に、父親を病気で亡くすこと。
それはどれだけ辛いことでしょう・・・
亡くなったお父さんご自身も勿論無念だったと思いますが、遺された家族の悲しみも計り知れません・・・
悲しみの中、自分で自分の命を絶とうとしたこともある、この女性はそう言いました。
でも、どうしようもなく辛い、そんなときはいつも、お父さんの笑顔を思い出して踏みとどまれたんですね。
お父さんは、ずっと、この女性の心の中で生きていたんですね。
本当は大好きだったお父さん。
きっと、その「ありがとう」は、天国に届いていますよ。
素晴らしいお父さんと、素晴らしい娘さん。
そして、自分も辛いのに妹を叱ってくれたお兄さんも含めて、ご家族皆さんがきっと温かくて素晴らしい方々なんだろうな。

このデジログへのコメント

  • なな♪ 2016年03月23日 01:51

    一期一会!さん:戦時中だと今とは環境がだいぶ違うものですよね(>_<)

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