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ハッとする話:ローストビーフの両端

2015年08月14日 23:39

ハッとするお話。以下をどうぞ♪

あるところに、幸せな結婚をした男がいました。
毎年クリスマスになると妻の実家へ行き、ローストビーフを食べて皆でお祝いします。
毎年恒例のことなのですが、その男は、妻とお母さんが、オーブンに入れる前に生のビーフの塊の両端をカットして捨てているのを見ていました。
それからオーブンで4時間ほどローストして皆で食べます。
結婚して初めてのクリスマスには、オーブンに入れる前に生の肉の両端をカットして捨てることに注意を払いませんでした。
2年目も無頓着でした。
3年目、ようやくその男は聞きました。
なぜ妻もお母さんも、オーブンに入れる前に肉の両端を切って捨ててしまうのかと。
すると、お母さんは言いました。
「私のお母さんから教えてもらったのよ」と。
たまたまその年は妻のおばあさんもいて、男は尋ねました。
「なぜおばあさんは、妻とお母さんに、オーブンに入れる前に肉の両端を切ることを教えたのですか」
おばあさんは言いました。
「あら。昔、ヨーロッパからアメリカ移民してきたとき、アパートにはとても小さなオーブンしかなくて、肉屋からいちばん小さいローストビーフを買ってきても うちのオーブンには入りきらなかったの。
それで生のうちに両端を切ってオーブンに入れるようにしただけよ」
これでやっと、この親子は、ローストビーフを意味もなくカットしていたということがわかったのです。
人のやっていることを意味もなく真似る。
次の人もそれをやる。
彼女たちもあばあさんがやっていたことを理由も知らず真似をしただけなのです。

「限界はあなたの頭の中にしかない」
ジェイ・エイブラハム
島藤真澄訳
PHP研究所より


「みんながしている」という理由だけで、あまり考えずに行っている事って、意外とあるかもしれません。
何かを真似ることは良いことだと思います。
しかし、何も考えずにそっくりそのまま真似るというのは危険ですね。
コンテンツ」と「コンテキスト」の違いです。
コンテンツは内容そのもの、
コンテキストはその背景情報であったり背景状況。
なぜそうするに至ったのか?を知っているのか知らずに真似をするのかでは、大きな違いになっていきます。
たとえば、Aという飲食店が「大盛り無料」のサービスをしていたとして、凄く繁盛していたとします。
それを知ったBという飲食店が、(そうか!大盛りにすればいいのか!)と大盛り無料サービスを始める。
しかし、B店はお客さんが増えるどころか減っていった・・・。
なぜなら、A店は近所に大学生が多く住む立地で、若い男の子たちに沢山食べてもらいたい!というコンテキストがあったからこそ繁盛していたのですが、
B店は、そのコンテンツ(内容)だけを真似てコンテキストを理解していなかった。というお話です。
自分のしていること、行動を、一度見直してみよう!って思いました(^^)b

このウラログへのコメント

  • kouji 2015年08月15日 00:29

    ちょっとした創意や工夫で新たな価値を生み出すことがありますね。それには常に創造意識を持つことですね。

  • SYUZO- 2015年08月15日 18:53

    小さい子供のためパスタを折ってから茹でる
    大きくなったその子も折って茹でるようになった例が身近にある

  • なな♪ 2015年08月17日 15:43

    koujiさん:そうですね。最近工夫したことというと仕事くらいしかできてないな

  • なな♪ 2015年08月17日 15:45

    克己さん:ですね♪ただまねただけではね(^^)

  • なな♪ 2015年08月17日 15:49

    SYUZO-さん:SYUZO-さんとお母さんのことかしら?(^^)

  • kouji 2015年08月17日 20:53

    仕事でこそ知恵を活かすべきですよ。
    仕事に頑張っているのは素晴らしいことですよ

  • なな♪ 2015年08月20日 14:34

    koujiさん:もっと頑張らなきゃね(*^^*)

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