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ネットの気になった話、5つ

2014年02月05日 09:11

[コンビニで]
コンビニレジに並んでいたら、前のおっさんが店員に箸をつけるか訊かれた途端キレた「お箸おつけしますか?」
「弁当を買ったんだから、箸がいるのは当たり前だろ!」
「なんで、そんなこといちいち訊くんだ!バカじゃないのか!」
そんなことから始まり、最近の若者は~みたいな説教にまで発展した
「お前の接客態度がなっていない!お客さまは神様という言葉を知らんのか?」
「よくご存知ですよ。では、お客さまは信仰の自由という言葉はご存知ですか?」

「のお客さまどうぞ」
店員さんにそう言われたので、空気を読んで堂々とレジに割り込んでみた。おっさんがさらに横で騒いでいたんだけど、店員さんは無視してこちらの会計を進めていった。
お釣りを受け取る時に、がんばってと声をかけたらにこやかな笑みでありがとうございますと言われた。
接客業でクレーマーに悩まされている身としては、DQN行為かもしれないけど店員さんの機転にスーッとした。


[ラーメン屋さんのお茶]
最近よく行くようになった通勤途中のラーメン屋
行くときは歩きの時と、チャリの時がある。
チャリの時はアップダウン越えてくるので冬でも汗をかく。
今頃になって気づいたんだが、そこのおばちゃん、歩きの時はあったかいお茶を、チャリの時は冷たい水を出してくれる。
ごみというか、感動した。


[ファミリーマート]
中学の頃、近くにファミマミニストップがあったんだが、俺はファミマ派でいつも通っていた。
ホットチキンとポテトが好きでしょっちゅう買ってたから、顔も覚えられてよく話しかけられたが、俺は悪い気はしなかった。
「髪切ったの?」「受験どうだった?」
あそこ受かったんだー、がんばったねー」とか他愛もない会話ばかりだけどその会話が心地よかった。
しかし、俺が高2の時にファミマがつぶれることになった…。
最後の日俺は閉店間際にファミマに行った。
いつものファミマなのに商品はほとんど売り切れ、客もいなく寂しげな空間に変わっていた。
一通りまわったが、欲しい商品がなかったので何を買うか迷っていると、レジの店員に「来ると思ってとっておいたよ」とホットチキンとポテトコーラを出された。
「今までたくさん買ってくれてありがとね。これサービスだからさ」と渡された。
「前から売り上げが厳しくなっててね…。思いきって閉めることにしたんだよ。ごめんね」と言われ、店がなくなることを改めて実感する。
急に寂しくなって、「いえいえ、俺にとって忘れられないコンビニだったし、もうここに来れないと思うと寂しいですね」と言うと、「ありがとね。○○くんが最後のお客さんになってくれてよかったよ」と言われてジーンときた。
「今までありがとうございました」と言って店を出た。
家に帰り、ホットチキンとポテトを食べる。
その味が悲しかった。


[貧乏旅行]
学生時代貧乏旅行をした。
帰途、寝台列車切符を買ったら、残金が80円!
もう丸一日以上何も食べていない。家に着くのは約36時間後…。
空腹をどうやり過ごすか考えつつ、駅のホームでしょんぼりしていた。
すると、見知らぬお婆さんが心配そうな表情で声を掛けてくれた。
わけを話すと、持っていた茹で卵を2個分けてくれた。
さらに、私のポケットに千円札をねじ込もうとする。
さすがにそれは遠慮しようと思ったが、お婆さん曰く、「あなたが大人になって、同じ境遇の若者を見たら手を差し伸べてあげなさい。社会ってそういうものよ」
私は感極まって泣いてしまった。
お婆さんと別れて列車に乗り込むと、同じボックスにはお爺さんが。
最近産まれた初孫のことを詠った自作の和歌集を携えて遊びに行くという。
ホチキスで留めただけの冊子だったので、あり合わせの糸を撚って紐を作り、和綴じにしてあげた。
ただそれだけなんだが、お爺さんは座席の上に正座してぴったりと手をつき、まだ21歳(当時)の私に深々と頭を下げた。
「あなたの心づくしは生涯忘れない。孫も果報者だ。物でお礼に代えられるとは思わないが、気は心だ。せめて弁当くらいは出させて欲しい。どうか無礼と思わんで下さい」
恐縮したが、こちらの心まで温かくなった。
結局、車中で2度も最上級の弁当をご馳走になり、駅でお婆さんに貰ったお金は遣わずじまいだった。
何か有意義なことに遣おうと思いつつ、その千円札は14年後の今もまだ手元にある。
腹立たしい老人を見ることも少なくないけれど、こういう人たちと触れ合うことができた私は物凄く幸運だ。


[お母さんて凄いね]
名古屋市緑区小川さんには高校2年と中学3年の娘さんがいる。
下のお子さんが中学生になった時、二人を残して初めて夫婦二人で5日間の旅行に出掛けた。
自立心を育てるためだ。 特に家事を教えていたわけではないが、弁当も自分たちで作り学校へ持って行った。
さて、今回が3回目。
帰宅すると、洗濯も炊事もちゃんとやっていた様子。
家族がいつもの生活に戻ったある日のこと。
晩ご飯を作っていると、中学生の娘さんがその様子をそばで見ていてボソッと一言。
「お母さんてすごいね」
その日は、牛肉と野菜を使ったちょっと凝った献立だった。
留守中に料理で苦労をしたからか、感心してくれたらしい。
「私がいない間に料理も掃除もアイロン掛けも頑張ったあなた達の方が凄いわよ」と褒めた。
すると、
「自分は一品作るだけで大変。お母さんはおいしい料理を手早く何品も作れるから凄いよ」と言う。
そこへ高校の娘さんが帰って来た。
「あー、やっぱり帰って来て、ご飯が出来ていて、お風呂が沸いているのっていいねー」と嬉しそうに言った。
普段は二人とも「ボタンが取れちゃった、付けといて」とか 「お腹すいたー何かないー」と口にする。
でも、短い期間でも家を空けたことで、当たり前だと思っていたことも、誰かがやっていること、誰かがやらないと回らないことに気づいた様子。
小川さんはお子さん達の成長が何よりの喜びだったという。
そして料理を褒められたことも。

このウラログへのコメント

  • azamino 2014年02月05日 10:13

    「貧乏旅行」感動して涙が。
    若い時のヒッチハイク思い出し
    久しぶりにデジに来て
    良かったありがとう

  • なな♪ 2014年02月05日 13:53

    azaminoさん:こちらこそ有難うございますお久しぶりですヒッチハイクの旅大変でしたか?

  • tok 2014年02月05日 18:47

    ハイサイ
    はぢめまして
    ほっこりログthanxです(^^)

  • なな♪ 2014年02月05日 20:26

    tokさん:初めまして有難うございますまた良かったら読みにきて下さいね

  • なな♪ 2014年02月06日 22:18

    モトムラさん:有難うございますうまい切り返しですよね

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