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成程話:免疫力を高めるには
2012年12月05日 14:16
精神科医、樺沢紫苑氏の心に響く言葉より
UCLAの演劇学科で行なわれた実験があります。
被験者はこれまでの人生で起こった最も気がめいることについて一日中考え、それを科学者の前で演技しながら表現するというものです。
実験の間、被験者はスタニスラフスキー方式の練習をしました。
それは、怯える場面であれば、怯えたものの記憶を詳細にたどり、実際に怯えた感情を引き出しながら演じるというものです。
もう一方のグループには幸せな記憶だけを思い出して演じてもらいました。
その後2つのグループから数回採血し、免疫機能を継続的に調べたところ、楽しい記憶を思い出したグループの免疫細胞は数も多く、活発でした。
それに対して気がめいる記憶を思い出したグループは、免疫細胞の数が著しく低下し、その活動性も低くなり、感染症にかかりやすい状態になっていたのです。
[悲しい][苦しい][つらい]ことをイメージするだけで、僅か1日で免疫力が低下するという身体の変化があったのです。
これはつまり、ストレスを受けるか受けないかは貴方が実際にストレスを受けているかどうかが問題ではなく、貴方の頭の中が[苦しい]と感じているか、[苦しい]で埋め尽くされているかによって変わってくるということです。
『[苦しい]が[楽しい]に変わる本』あさ出版
アメリカの心理学者、ウィリアム・ジェームズとカール・ランゲの有名な言葉がある。[悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ]
泣くことを演じれば心も悲しくなり、元気もなくなる。
医学博士の安保徹氏は[免疫低下の大きな原因の一つはストレス]だと言う。ストレスは自らが感じ、自分で作るもの。幸せな記憶を常に思い起こし、自己免疫力を高めたいな
このウラログへのコメント
病は気から
日本人の先達は、まさに本質を見抜いていたのですね!
ラブボチさん:ですね!ほんとに大きく影響しますね!
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