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我こそは魔界に轟きし右府将軍
2011年12月14日 03:16
こんばんは。
終電ギリギリの時間で帰ってきました。
ギリギリだったので頑張って歩きました。
途中で吐いてるおじさんを見捨てて歩いてきました。
信号は勿論全部守りました。人として。
一度間に合わなくて、2駅歩いて特急で帰ろうと思っていたら桃商人に絡まれて、桃を買わされた挙句、帰れなかったこともありましたが、今日は無事に帰ってきました。
さて、本日は予告どおりです。
盛大にネタバレしますし、たぶん面白くないので見なくてもいいのよ?
銀虎公追悼
初登場は魔界の大氏族達の会議「クリルタイ」に参加する八大氏族の一つ、獣牙族の長として。人間との停戦を望む魔王に対して、侵攻すべきと声をあげる。強い魔王を望む獣牙族は現在の魔王に対して不満を持っている。女性蔑視もどうやらあるようだ。
これはメイド長に入れ知恵された勇者が決闘を申し込み、銀虎公・魔王共に持ち上げることで多少改善される。会議の場では侵攻と言いつつも若干ながら意見を曲げてくれた。
会議は満場一致でなければ可決されない。停戦に傾きかけた会議にて、同じく侵攻派の蒼魔族は魔王の廃位を要求する。前例が重視されるクリルタイでは前例がある以上、要求出来るのだ。廃位に必要なのは半数の賛成。そして蒼魔族・獣牙族・機械族・巨人族が賛成に投じた。半数の4氏族の賛成により、魔王の廃位が決定した。
かに思えたが、開門都市自治政府の代表として砦将がクリルタイへの参加を要求。こちらも前例があるため、竜族・鬼呼族が推挙し、認められる。そして九大氏族の会議となり、廃位の為の半数は獲得できず、魔王は続くことになる。
そして魔王は討たれる。一命を取り留めたものの、深い傷を負った。そして魔王を討ったのは獣牙一族のものだった。そんな中、紆余曲折あり、蒼魔族は逆賊となる。
銀虎公「魔王!魔王殿!」
銀虎公「獣牙族は今回の件には無関係だ。我らは暗殺などという卑劣な行為によって武勲を得ようだなどと考えたことは一度もない。今回の件は間違いなのだ。俺はよい。しかし、我が氏族に不名誉を与えないでくれ。この雪華山の銀虎、説にお願い申し上げる」
銀虎公「魔王殿、どうか!どうか。切に。我ら獣牙は戦の民。誇りの民。卑怯にも同胞を暗殺し、しかも謀略によってその事実さえもなかったことにして、ただ勝利をむさぼろうとは。我が氏族はそのような恥辱にまみれるくらいなら、死を選ばざるを得ない。どうか我が一命を以て、我が民の、我が氏族の恥辱を雪ぎたまえ」
魔王はこれを許す。自らが長方の信頼を得るためにすべきことをしなかったこと、自分ひとりで全てを進めようとしたことを謝罪する。
銀虎公「魔王殿。魔王殿よ。…覚えておいてくれ。我と我が一族は魔王殿に大きな恩義をおった。戦場に置いて、魔王殿の命を三度庇うまではこの恩義は消えぬ。我ら獣牙の一族は、魔王殿に従い常にその身命を護る盾となりましょう」
魔王、そして氏族達を敵に回した蒼魔族は、人間界に打って出る。そして白夜の国を攻め落とす。
銀虎公「これは義の問題だ。我らが魔界の裏切り者が人間世界で暴れているのだ。それを叩くにに何の遠慮を必要とする」
そして魔王軍初の遠征。そして初の親征である。
魔王「銀虎公」
銀虎公「はっ!」
魔王「精鋭八千を率いて我が傍らで右軍将軍として我が意に従い指揮を行え」
銀虎公「ははぁ!」
そして妖精族の女王が南部3カ国の王と交渉し、妖精女王・妖精族の乙女千人がそのまま人質になることで許可を求めるが決断には至らず。しかし、戦闘は始まっている。これ以上は待てぬという魔王の判断で進軍を開始する。
銀虎公「誇り高き獣牙の勇士よ!魔王の命が下された!これより我ら、一陣の風となり、一振りの剣となり、蒼魔族本陣を切り裂く!我に続け!」
獣牙族の奇襲は成功するが、蒼魔族の後方より迫り来る聖王国の軍、マスケットが配備された「聖鍵遠征軍」によって蒼魔族は討たれる。その後聖鍵遠征軍は無差別に攻撃を仕掛けた後、蒼魔族に落とされた白夜の国を前線基地とし、魔界へ侵攻することになる。マスケットの訓練だけを施した農奴を使うため、その数は三十万にも膨れ上がる。
魔王はマスケットの対策を伝えるために人間界に残っているが、無常にも開門都市で戦争が始まる。聖鍵遠征軍20万に対し、魔族は6万。
数で負けている以上、奇襲である程度の数を減らしたい魔族だったが、マスケットの話は聞いていても、実際に見たわけではなく、更に人数の差もあり失敗に終わる。なんとか撤退をしようと試みるが、それすらも許されない。
そこに人間界へ遠征していた魔王たちが帰ってくる。聖鍵遠征軍後方から混乱させ、撤退を助けるために。
銀虎公「俺が戻ったぞぉ!必ず生きて街へと戻るんだ!傷ついたやつがいれば肩を貸してやれ!どんなことになってもよい、戻るんだ!」
だが戦場に魔王が居ると知られる。魔王を庇い、銀虎公は負傷する。そして最後。
銀虎公「ははは!ははは!さぁ、魔王殿。急げ!急いで都市に向かってくれ。…魔王殿を待っている、部の民が居る場所へ」
銀虎公「遠からん者は音に聞け、近くば寄って目にも見よ。魔界に氏族数多あれど、武勇の誉れ高きは我が獣牙。白虎の眷属にして導きの長。戦場に誉れ高き七つ矛の主。我こそは、魔界に轟きし右府将軍!名は隗、字は草雲、黒眼雪髪、銀虎と称す。そのほうらのような雑兵に、やられる我ではないわぁ!」
銀虎公「ははははは!戦場こそ我ら獣牙の故郷!楽しい戦だったぞ、魔王殿!そして、夢のような日々であった。心が軽くなり、何を話しても、何をしても楽しかった。──約束を少しは守れただろうか。我ら獣牙は戦の民。しかし、粗にして野でも、卑にはあらず。魔王殿。魔王殿に誓った忠誠は、その報恩は、未だ尽きてはいないぞ!」
銀虎公「ははは!人間の勇士よ!砦将よ。礼をいうぞ。そしてできれば頼みたい。我は三度の約束のうち、二度までは果たしたが、最後の一度をお返しする前に果てるようだ」
銀虎公「魔王殿はか弱い。か弱くて、頼りなく、転んだだけで死にそうなほど情けない方だ。だが、その細い肩にはこの魔界のすべてがかかっておる。…砦将よ。武に傾いた、蛮なる我を認めてくれた人間よ!気のよい男よ。酒を酌みかわした戦友よ。頼んでよいだろうか。我亡きあと、できれば最後まで……魔王殿を……支えて……」
奏楽子弟「これはね。獣牙、荒野の戦士の一族の、お酒の歌なんだよ。暴れ者のくせに涙もろい連中の歌なの」
干せよ杯、益荒男の酒よ。
赤き大地を駆け抜けて、
いざ誇れや勲と群青の空、衝く槍を。
甘き香りたつ、春なれば。
花は紅、葉は緑。せせらぎ清く空高く。
天宴集いて憩うまで、さぁ、打ち合わせよ杯を
杏子の酒を乾かす友よ、恋する乙女の黒髪よ
名もなき花の褪せぬまに
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