メイド喫茶

空が高く見えると、もう秋なのだと言う。空は高くて当たり前と思う自分には、永遠に秋は来ないのかもしれない。実りのある季節が欲しいものである。
さて、本題。
コスプレが大好きなことは、これまでにも書いた。ある人からこんなことを聞かれた。
「メイド喫茶って、どんな感じ？」
不覚である。未経験である。
「メイドさんがやってる喫茶って感じかな」
文字どおりである。そんなことは言われなくてもわかっている。
たかが地方都市では、メイド喫茶などにお目にかかることなどない。いや、聞くところでは、熊本にもあるらしいのだが、洗練されてなさそうだと感じるのは、偏見だろうか。
やはり、聖地秋葉原で、おたくコスプレなど楽しみつつ、おもむろにメイド喫茶に行くのが、初心者としての礼儀なのだろう。
しかし、ウェイトレスの制服見たくてコーヒーを飲みに行くというのも、、、なんか悲しくないか？と思ってしまうのである。
「ばかもん、『萌え』の境地がわからんのか」
誠に申し訳ない。
ただ見るだけなら、街中歩いている方がバラエティーに富んでいると思うのは、どうやらマイナー思考らしい。
とか何とか言いながら、一度行ったが最後、どっぷりはまってしまう予感がぷんぷんする、好奇心旺盛な今日この頃であった。