エネルギー充填

クーラー生活の悪い影響か、外にいると、息をするだけで汗が出る。地球温暖化もここまで進んだかなどと、訳のわからない思考になってしまう。
本題。
昼間に街中に出てみると、女性たちがうろうろしている。一目で専業主婦とわかる方は特に気にならない。気になるのは
「専業主婦でもない、学生にも見えない。こやつらは一体・・・」
という方々である。
余計なお世話様なのは十分承知している。気になるのだから仕方ない。
「ひょっとして、、、社長の愛人？」
また始まったようである。あれだけの数の女性がすべて愛人なら、世の中社長さんでいっぱいである。こうなると、制服の女子高生を見ても
「夏休みなのに制服。まさか、コスプレ中か？」
学校に行くときは休みでも制服である。さらには
「成績悪くて補習なんだ。それで夜は血のつながってない父親に成績悪いせいでおしおきされるんだ・・・」
その女子高生が持っているラケットケースは何なのだ。
日常のなんでもない光景にエロスを感じる。気力体力が充実している証拠である。
「エネルギー転換装置が発明されたら、社長くらいにはなれるかも」
無駄なエネルギーを充填しつつ、それでも目標は社長どまりという、まことに小市民な今日この頃であった。