あこがれ62　パーティ

ＥＤは昨日で終了
さて今日から何を書こうか？
やはり「あこがれ」の続きですね

充貴は通勤電車で痴漢に遭っている、高校生の美咲を助けてしまう所から話が始まります
先月のパート６１では、その二人が結納まで進むことに・・・


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「２２日の土曜日、ジョンとシルヴィアから誘われたけど行く？」
「絶対行く」
「この前の以外にカクテルドレスは持っている？」
「カクテルもディナーも持ってない」
「それじゃこれから買いに行こう」
「えっ、今から」

そう、と言う訳で銀座です
好きなブランドは無いと言うので、何軒か回る羽目に
結局はニナ・リッチで上から下まで揃えます
色はオレンジで、長い髪に合っている
サイズ直しで送って貰う事に
私の好きなシャネルは、もう少し先


７時にまた、人の気配で目覚めます
キスされると、英語だけの会話がスタート
部屋では全て英語になりました
「さあ起きて、トイレとシャワーに行ってらっしゃい」
勉強の後は着替えてタクシーを呼び、麻布へ向かいます


５時過ぎに到着
何時もの様に、花とワイン持参
何時もの様に４人が出迎えてくれます
前回の４０代の奥さんジルは居ますが、旦那が急な出張の為シングル参加
ハル・ベリーのカップルは今日はおらず、４０代後半のカップルの９名
紹介が終わると、美咲のドレスを全女性が褒めている
１ヶ月半でとても言葉が上手くなった、とも言われています

飲みながらお喋りをしている内に、ディナータイムとなりましたが、今日の方が格段に美味しい
主賓は初めてのカップルで、ジョンの大事な客なので、タイ着用になりました
私もジョンのお手伝いをして、日本の色々な事柄や風習など充分に相手をしました

食後トイレに行くとジルが出て来て、旦那の事を聞きました
「今日の朝、急用で香港に行ったの。　一緒に来る筈だったのに」　
「一週間は帰って来ない」　とも
普通は帰って来ない日数何て言いません
誘って欲しいと言っているのも同然

「そりゃ夜が寂しいね」　
「そうなの」
「３日後の２５日の火曜日、仕事の後食事でもするか？」
「嬉しい。　何時に何処？」
分かる場所を聞くと帝国ホテル
なる程そうですか、７時ロビーにしました

９時には家に戻り、美咲の着替えをしてから送ります
ドレスと靴をここにおいて置くと言います
「だって、姉に何を言われるか想像出来るもん」


９月２３日の日曜日は、悠人君を１２時までの３時間、みっちりしごき、１２時半に美咲が来てからは一日中英語で通します
セックスは先に往かれて後から追い駆けましたが、この所マンネリです
美咲は一緒に居るだけで満足していますが、何とかしないといけません
親父の悪い遺伝子が、ふつふつと湧き出してきます
昨夜のジルとの事もそれが原因

「火曜日は泊まり掛けの出張なんだ。　朝は一緒に行けるけれど、夜は帰れない」
「水曜日の朝も駄目で、夜は７時に帰る」
「分かった・・・火曜は部活に出てそのまま家に帰るね」
「水曜は夕方、来ていていい？」
「いいよ」


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