思い出の猫たち～動物に教わったこと-14 不定期連載

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思い出の猫たち～動物に教わったこと-14 不定期連載


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子猫たちも、そろそろ旅立ちの時期。

小さくてあるかないかの耳も
周囲の音を聞き分けられるように尖って立ってきた
一人で起きてる子のほかは三匹丸まってまだ夢の中

遊ぶ時間は監視つきでないと危険なので
普段はまだ産箱にいる

一日の間に目がさめてはミルクを飲み
離乳食を食べる練習をこのころ始めて
あとはトイレをしてひたすら眠る。

体を休めて、心も休めて
ゆっくりすることが成長に繋がると
この子たちは教えてくれた



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そろそろトイレも覚える。

知恵がついてくると当然
「どこから出られるんだよ？」とでも言うように
みんなで出口を探して脱出しようとかいう
知恵も出てくる

自分たちが遊びたいからというより
僅かな授乳の隙をぬって食事にいってる母猫を
探してるんだよ

みんなで協力
分け隔てなくみんな一緒
一匹欠ければ、みんなが寂しい
そんな家族

この時母猫、気もそぞろにご飯をパクついて
猛ダッシュで戻る。


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