マクロビオティック一人レシピ　スウィート編

表にも書きましたが出かけますので先に書き込みをします。

最終回　マクロビオティック、スウィート編
　第1章 ラムレーズンの豆腐チョコケーキ

　隠し味に2種類のみそを使っているのがミソ。食べてもみその味はほとんど残らず、こっそりと深みのある味になって食べごたえは十分。

（ラムレーズンの豆腐チョコケーキ）
材料（直径16.5cmのタルト型1台分）

A.アーモンド（無塩） 20g
A.全粒小麦粉（国産） 80g
A.塩 少々
B.グレープシードオイル、または紅花油かなたねB.油 カップ1／4弱
メープルシロップ 大さじ2
豆腐 350g
白ごまペースト 大さじ4
麦みそ 小さじ1
豆みそ 小さじ1／2
ココアパウダー 小さじ1
キャロブパウダー（第1回第3章参照） 大さじ5
アーモンドパウダー 90g
ラム酒づけレーズン[注] 25～30g
くず粉（飾り用） 少々
[注]かぶる程度のラム酒に2～3日以上つけたもの。ラム酒が苦手な場合はワインやりんごジュースにつけてもよい。

(作り方)

1.タルト型に油（分量外）を薄く塗っておく。
2.のアーモンドを軽くからいりしてみじん切りにし、塩と全粒小麦粉を混ぜる。
3.の油とメープルシロップを混ぜる。
4.2 、3 をざっくりと混ぜ、1 の型に敷きつめ170～175度に熱したオーブンで10分ほど焼く。
5.豆腐は水きりし、すり鉢でなめらかなペースト状になるまでする。白ごまペースト、麦みそ、豆みそを加えてわらによくすり、ココアパウダーキャロブパウダーを少しずつ加えてしっかり混ぜ、アーモンドパウダーと粗みじん切りにしたラム酒づけレーズンを加えてゴムベらなどでざっくりと混ぜる。
6.5 を4 に入れて形を整え、170～175度に熱したオーブンで45分～50分焼く。
7.粗熱がとれたら型からはずし、くず粉を茶こしに入れてふりかける。

(MEMO)
アーモンドはあらかじめローストされているものでも、使う前に軽くいりつけておくと香ばしくなり、消化もよくなります。

(砂糖をやめられない時は？）
マクロビオティックを始めると、砂糖がなかなかやめられないことに悩む人がいます。

いきなり甘いものをやめるのはたぶん無理でしょうから、最初のうちは自分に逃げ道を用意しておくことが得策です。ご紹介したレシピでスイーツを作っておいたり、それが面倒ならドライフルーツや甘酒を冷蔵庫やオフィスの机の引き出しに常備しておくとよいでしょう。

また、ふだん緊張を強いられる仕事をしている場合、あるいは日中、ずっとコンピューターに向かって仕事をしている場合も、心身ともに緊張し、こちこちに固まって陽性の状態になっていることがあります。その反動で甘いもの（陰性）が欲しくなるのです。ゆっくりお風呂に入ったり、アロマエッセンスを利用したり、できるだけリラックスできる環境を作るのも、からだをいたわるよい方法です。

こんな時間だけで腹減ってきた