漢方薬がブームだそうです。

実は一昨年の冬の始めあたりから漢方薬がブームとなっているそうです。
主にテレビ番組の紹介によって火がつき、今まであまり売れなかった薬が売れるようになりました。
その中でも最も知名度が高いのが「葛根湯」（かっこんとう）です。
今までは昔から愛用されている方の購入が多かったそうですが、テレビの力もあり「葛根湯を下さい。カゼの引き始めにいいんでしょう？」「テレビでやってたけど副作用が無いんでしょ、漢方は？」と言うふうに、今では「初めて使います」等といった方が多いそうです。
しかし！
漢方薬も薬なので「副作用が無い」「誰でも使ってよい」ということはないそうです。
特に漢方薬は、簡単に言うと、使う人の「体力」や「気力」などをみて薬を選ぶものが多いのです。
よく使われる葛根湯もまた同様です。
葛根湯の場合は「体力が中くらい以上」の人で「体がブルブル震えるような悪寒がある状態」で使う薬です。
「体力がない」人や、すでに「３８℃以上の高熱」の人が使うと、かえって体力の消耗を招くことになり、風邪が長引いてしまうかもしれません。
なんとなく「優しい」イメージの漢方ですが、使用する時は念のため専門家に相談しましょうね♪
…引きはじめは効くけど、症状進むと悪化するといいますもんね。