やっぱりあかんなぁ～交流戦

阪神】金曜もメッセも不敗神話パ～　交流戦３連敗

スポーツ報知 5月18日(土)7時2分配信
【阪神】金曜もメッセも不敗神話パ～　交流戦３連敗



　◆交流戦　阪神２―４ソフトバンク（１７日・甲子園）　最後のチャンスも中軸がねじ伏せられた。ヒットと２四球で千賀を追い詰めた８回１死満塁。マートン、新井貴が連続で空振り三振に倒れると、甲子園はため息に包まれた。「お膳立てまでは行ったけど、しょっちゅう当たる投手じゃないし、簡単にはいかない」。７戦全勝だった金曜日に敗れ、今季初の３連敗。交流戦の“初日”が出ず、和田監督は顔をしかめた。

　不敗神話が次々と音を立てて崩れた。昨年９月から８連勝中のメッセンジャーが２回に３連続長短打を浴びるなど、一挙３失点。「向こうによく粘られた。球数も多かったし、イライラする部分があった」と、リーグトップの６勝目を逃し、今季初黒星。自身の登板試合のチームの連勝も１０でストップした。

　右腕は攻撃でもツキのなさを露呈した。２点を追う５回１死一、二塁。バスターでの痛烈な打球が三遊間を襲ったが、松田のダイビングキャッチに阻まれ、三ゴロ併殺打。「あれは松田が素晴らしかった」と助っ人も脱帽するしかなかった。

　６連勝で突入した交流戦で、勢いは止まり、流れが変わった。一度は１・５ゲーム差まで追い詰めた巨人に再び３・５ゲーム差。「踏ん張りどころであることは確か。このままズルズルいったら駄目だし、明日、止めたい」と和田監督は必勝を宣言したが、１８日もプロ通算４勝の小嶋とエース・摂津では分が悪い。昨季も開幕から５連敗を喫したパ・リーグとの戦いで、虎が窮地に立たされた。