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vanish

2008年09月05日 06:20

vanish

なめていたかな。
昨日はひさびさ、直接このページに、
書けたものだから。
このブラウザは、ボタンをどこか押すだけで、
しばしば、文章が消える。
なので、いつも、メモパッドか何かに書いて、
それをコピペする。
昨日はそれをしなかった。
「確認する」ボタン、押すだけなら、
そういうことも、起きない、だろう
なんて、たかをくくったわけでもない、が。

原因、わからない。
今日は、かなりの長文だった。
まさか、長さのせい、ではあるまい。

二度と、書けない
書く気にもなれない

ほぼ、一年半ぶり、というMとの邂逅
都心の総合病院に、がん患者を見舞った
その顛末を記したのだ
とある別の、がん患者のメールに
刺激されて。

たくさんの言葉を費やして。

それが、一瞬にして、ぱぁ。

忘れてしまってる。
概要、覚えていたとしても、
正確に、元通りなんて、できない。

ボクの文章は、いんぷろ、
が、かっこよすぎるなら、
職人になれないアメリカ人豆腐好きの作る
手作り豆腐、みたいなものだ。
だから。

けれど、井上ひさしの「ボローニャ物語」
冒頭の、旅先の災難を、読んだばかりなので、
少しだけ、気をとりなおし、書いておく。

こぴぺですむ、ところのみ。

「・・・(痛み止めの)モルヒネのせいで、
というか、おかげ、というべきなのか、
すやすやと寝入っているところで、
見舞いの粗品を置いて、帰ろうかと、したところ、
傍らの母上が我々に気づき、
するとそれに呼応し彼も目覚め・・・

ここから少しややこしいのですが、
貴兄らの見舞いも心ならずも断らざるを得なかった状況を
本人が、説明してくれました。

当方の印象を率直に述べるなら、
今は、薬剤が、彼の精神を支配している、
そんな気がするのです。

本人の説明はもっと、詳しいものでしたが、
調子もかなり波があり、我々はそのピークに遭遇。
貴兄と話をしたときは、ボトムの直前で、
ひどいときには言葉が溶けたような状態になって
ほとんど何を話しているか、わからなくなってしまうようなのです。
ですので、我々が話をできたのは、殆ど偶然といってもいいと思います。

どんどんと、痛みが増している状況で、
目の前で、ちうちうと、6袋(?)ものモルヒネをすするさまは、とても痛々し
かった。
本人が本当に会いたかったのは、私の先輩だけだったと思いますが、
薬の力で、かなり無理をさせてしまったと、後悔もしています。

本人は、来週なんとか自宅に戻りたい、と言っていました。

どう整理してよいのか、わからないまま、とりいそぎ、あったことを記しました。
ご不明の点は、ご連絡いただければ、知る範囲でお話できると思います。

貴兄も、くれぐれも、お大事に。」



見舞ってよいものか、
たとえ、同病者として、その心境に寄り添うことのできる、
ただ一人の存在、だとしても。
ありなのか、それは?
だって、現実的に彼は今日、キミの来訪を、拒んでもいるではないか?
正直そう思う。
けれど、彼にはボクのその思いは、届かないだろう。

けれど、もう一度、思ってみる。
いいのか?
ありなのか?
今の彼を、見舞うことは。

ボクには、わからない、としか、いえない。
だからこそ、同行の二人には、
何も言葉を発せずにいるのだ。

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