M性への考察

M性の目覚めは学生の頃。
雑誌の特集を見て、SMの世界を知りました。

「私も、こんな風にされたい！」
身体中に電流が走ったかのような衝撃。

私は、幼い頃から他人への奉仕欲が強い子でした。

喜んでもらえる為には、私には何ができるかと考えること自体がとても好きでした。

自分の存在意義を、他人を喜ばせることによって得ていました。そういう時は、とても充実して安心感がありました。

今思えば風邪を引いた時の自分も好きでした。
思うように動かない身体。
しんどくて頭痛がして、思考停止状態。

そんな最悪の状態に耐えている自分が、何故かとても愛おしかったのです。
…なんとも理解し難い感覚ですね。
書いていて自分でも、変な奴っておもいました。笑

そんな私でしたから、自分の身体への興味はきっと周りの女の子達よりもかなりありました。
オナニーも早くからしていた気がします。

初体験も、周りより早かったかもしれません。
普通のセックスでは、それなりに満たされていました。SMの世界を知るまでは。

私の身体は、精神的刺激をとても求めていました。
恥ずかしい事をしてみたい。
痛いぐらいに扱われてみたい。
狂ったようにイッてみたい。
自分の心と身体の限界が超えた時に、自分は一体どうなるか知りたい。

そんな淫らな気持ちだったように思います。

でも、誰にも言えません。
ずっとずっと、隠してきました。


そして私は、幸運なことに
ご主人様に出会いました。