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成程話:人間の価値は他人が決める
2015年06月17日 23:37
野村克也氏の心に響く言葉
人間という生き物は、自己愛で生きている。
誰しも自分がいちばんかわいい。
したがって、自分に対する評価はどうしても甘くなりがちだ。
「自分はすごくがんばっている」「こんなに大きな成果をあげた」と自分をほめてやりたくなる。
けれども、他人もそう思ってくれなければ、それはたんなる自己満足にしかならない。
言い換えれば、人間の価値は他人が決めるのである。
他人の評価こそが正しいのだ。
自分の評価が正しいと信じ込んでしまえば、自分を甘やかし、低いレベルでの妥協を生む。
評価されない原因を「見る目がないあいつが悪い」と、自分ではなく他人に求めるようになる。
それではひがみ根性だけが増大し、何の成長ももたらさない。
そうならないためには、評価は他人がするものだと肝に銘じるとともに、「自分はまだまだ」とつねに自戒することだ。
そうすれば、おのずと他人の評価も上がるはずである。
『ノムラの教え』講談社
どんなに素晴らしい商品であっても、その価値が人に伝わらなければそれは無いのと同じ、とはよく言われること。
同様に、寝る間も惜しんで必死に頑張っていようと、他人がその価値を認めなければそれは無いのと同じ。
「私はこんなに頑張っているんです」「オレって能力あるんです」などと自慢する人ほど、他人からみて滑稽でイタイ人はいません
反対に、人一倍の努力家なのにそんなそぶりはまったく見せず、いつもニコニコと楽しそうに生きている、それでいて商売が上手だったり、抜群の成績を残している、などという人はカッコイイよくて魅力があり、まわりの評価も高いです。
もし今、評価されていないと感じるなら、それは自分の努力や実力が足りないということ。
誰もが認めざるをえなくなるような、あふれるほどの魅力があれば、みな放っておかない。
他人の評価こそが正しいと、思い定めたとき、「自分はまだまだ」と謙虚になれる。
「人間の価値は他人が決める」と心に刻みたいな。
このウラログへのコメント
他人の評価か・・・
どうなんだろ。。
あまりよくない気がする
Takashiさん:私もです
野村さんの考え方だと
他人の顔色ばかり窺う人間になってしまわないかなぁー
自己満足はある意味大事!
モチベーションにもなるからね
それと評価は別と理解しないとね
(  ̄▽ ̄)
RyuTaさん:神経質にならない程度がいいですよね
克己さん:コツコツ続けられる人は素敵です(*^^*)
SYUZO-さん:そうそう。周りを意識しすぎても息がつまってしまうから
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