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成程話:水差し虫

2014年09月15日 23:54

リック・シーゲル&ダレン・ラクロワ氏の心に響く言葉

そうとも、諸君、水差し虫はたしかにいる。
伝説ではなく、しばしば形を変えて存在する。
同僚の魂に、いっとき水差し虫が巣くうこともある。
この生物は口では楽しいことが好きと言いながら、そのじつ、心から楽しみたいと願っている人々を脅かそうと虎視眈々と狙っている。
あなたの周りにもいるのでは?
「それって面白くない」とか、「もっと大人になって、年相応の振る舞いをしろ」といった台詞を吐く人々が。
彼らはユーモアを踏みつけにし、あらゆる状況を泥沼に変える。
クリスマスのお祝い気分さえ湿らせる、スポンジのような人々なのだ。
たとえば、あなたが頭を柔らかくして、大笑いしながら、おかしなアイデアを次々とひねり出していたとする。
そこへ水差し虫が近づいてきて、フンと鼻を鳴らしたり、あきれたという目つきをしたり、あるいは例のさげすみの表情であたなたを見たりする。
これで同席者の態度は一変する。
困ったことに、彼らには創造性の息の根を止めるマイナスのパワーがある。
感覚をどんよりさせる不快な湿度のようなものだ。
水差し虫がいなければ、どんな貴重なアイデアが飛びだしていたことか。
すべてはやつが現れたせいだ。
なにかにつけて悲観論を吐き、悪いことが起きるたびに、「ほら見たことか」と言う人がいたら、水差し虫だと思っていい。
そうすることで、自分を満足させるための予防線を張っているのだ。
しばし、真面目に考えてみよう。
組織のなかに水差し虫がいたとする。
彼らは収益を下げ、やがては最大の資産である人材の士気をくじくお荷物となる。
水差し虫がプロジェクトを担当していると、他のメンバーは力をフルに発揮できなくなる。
なぜそう断言できるのだろう?
創造性は、笑いやユーモアに直結しているからだ。
ユーモアを抑圧すると、創造性まで抑圧される。
面白いことを考えている人は、頭を使っている人だ。
いまの人は、楽しくない場所や仕事に寄りつかない。
雇われる側はいい環境が得られれば金銭にはこだわらないから、会社側には水差し虫をかこっておく余裕はない。
水差し虫がいるだけで、たちどころにすべてが台無しにされる可能性がある。
彼らはささやかな楽しみや、陽気な振る舞いを許さない人々だからだ。

『笑って金持ちになる方法』扶桑社


相手の気持ちを一瞬にして冷めさせる、「水差し虫」は多い。たった一言で相手をシュンとシラけさせてしまう。
陽気で明るい雰囲気も、一転して暗くなる。
つまり、面白いことや楽しいことが嫌いな人、ということになる。
感性が豊かな人は、時に、子供のようにはしゃぐことも、大笑いして楽しむこともできる。
しかし、ニコリともせず、お説教や理屈ばかり言っているような人は、感性が鈍くなっている。
感性が鈍くなっている人は、はしゃいだり、楽しんだりするのが苦手。
感性が活性化すると、創造的になる。
「創造性は、笑いやユーモアに直結している」
いたずらっこのように、いつも面白いことばかりを考えている人は魅力的♪

このウラログへのコメント

  • SYUZO- 2014年09月16日 03:54

    居ますね
    改善の会議をしているときも
    意見が上がる度にけちをつける人
    ほんと
    テンション下がる

  • なな♪ 2014年09月16日 23:57

    SYUZO-さん:たま~にそういう人いますよね。他の人にも嫌われてたり。

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