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成程話:家訓「宝在心」

2014年03月22日 15:04

戦国大名の一人、上杉謙信が遺した家訓16ヶ条「宝在心」を紹介

心に物なき時は、心広く体豊かなり
(心に物欲がなければ、心はゆったりとし、体はさわやかである)
心に我慢なき時は、敬愛失わず
(心に気ままな振舞いをする気がなければ、愛嬌を失わない)
心に欲なき時は、義理を行う
(心に欲が無ければ、正しい行いと良識な判断ができる)
心に私なき時は、疑うことなし
(心に私心がなければ他人を疑うことがない)
心に驕りなき時は、人を敬う
(驕り高ぶる心がなければ、はじめて人を諭し教えられる)
心に誤りなき時は、人を畏れず
(心にやましい事がなければ、人を畏れない)
心に邪見なき時は、人を育つる
(間違った見方がなければ、人が従ってくる)
心に貪りなき時は、人にへつらうことなし
(貪欲な気持ちがなければ、おべっかを使う必要がない)
心に怒りなき時は、言葉柔らかなり
(おだやかな心である時は、言葉遣いもやわらかである)
心に堪忍ある時は、事を調う
(忍耐すれば何事も成就する)
心に曇りなき時は、心静かなり
(心がすがすがしい時は、人に対しても穏やかである)
心に勇ある時は、悔やむことなし
(勇気を持っておこなえば、悔やむことはない)
心賎しからざる時は、願い好まず
(心が豊かであれば、無理な願い事をしない)
心に孝行ある時は、忠節厚し
(孝行の心があれば忠節心が深い)
心に自慢なき時は、人の善を知り
(うぬぼれない時は、人の長所や良さがわかる)
心に迷いなきときは、人を咎めず
(しっかりした信念があれば、人を咎めだてしない)

この16ヵ条の家訓「宝在心」
宝在心とは、“宝は心にあり”という意味。
禅語に「明珠在掌(みょうじゅ たなごころにあり)」という言葉があります。
明珠とは、計りきれないほどの価値がある宝のこと。
在掌とは、それは既にあなたの手の中にあるという意味。
どこか遠くに行けば宝が見つかると、一生懸命それを探しに行こうとしたり、大切な人はどこにいるのかと探し回ったり・・・
でも、
本当に大切なモノは何なのか、本当に大切な人は誰なのか、そのこたえが、「宝在心」「明珠在掌」この二つの言葉にあると思います。
深いです

このウラログへのコメント

  • SYUZO- 2014年03月22日 18:54

    気持ち一つで人生が変わる
    なかなか出来ることではないけど
    難しい事は言ってないんですよね

  • なな♪ 2014年03月22日 18:58

    SYUZO-さん:自分の気持ち次第ですかね

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