- 名前
- なな♪
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 下ネタは受け付けてないのでメール頂いてもそれに関してはお返事できないかも。 メールや...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
ネットの印象的な話2つ
2014年03月03日 09:12
[2回のベイル・アウト(緊急脱出)]
1999年11月22日午後、航空自衛隊入間基地所属のT33型ジェット練習機が入間川河川敷に墜落しました。
その際、東京電力の高圧送電線を切断し、東京・埼玉の約80万世帯で停電となりました。
電線切断による停電は都市のもろさの再認識となり、マスコミの論調は「税金の無駄使い」的な冷淡なものであった。
ところが実際は、ベテランのパイロット二人は、最低安全高度については熟知していた筈なのに、二人とも『自分が助かるため』に脱出装置を使った形跡が無かったのである。
「自衛隊パイロットへのインタビュー記事でしたか、こんな記述を読んだことがあります。 もし住宅密集地の上空でエマージェンシーに遭遇したら、どうするのかとの質問に対するパイロット氏の答えは、『被害を最小限にとどめるため、最後まで操縦を続ける覚悟はあります』と言い切った上で、『ただ、最後の瞬間に、僅かでも時間があれば、脱出装置は作動させます。そうしないと、脱出装置を整備した整備員に、要らぬ心配をかけますから』とのことでした。
産経新聞2000.8.3朝刊から「自衛隊半世紀」と題する特集記事が始まっており、プロローグとしてこの事故が取り上げられています。
その冒頭で、『なぜ、航空自衛隊のパイロットは「ベイル・アウト(緊急脱出)」を二回叫んだのだろうか?』と記しています。
「パイロットはベイル・アウトを通報した後、十三秒後にもう一回、同じ言葉を叫んでいた」この十三秒は、正に上記の『被害を最小限にとどめるため、最後まで操縦を続ける覚悟はあります』に合致します。
そして――
『ただ、最後の瞬間に、僅かでも時間があれば、脱出装置は作動させます。そうしないと、脱出装置を整備した整備員に、要らぬ心配をかけますから』
――を、完璧に実現しています。
そしてこのことは、翌年の四月、空自の事故調査委員会が発表した調査結果によって証明されています。
報告書によりますと、パイロットは「ベール・アウト」を通報した後、十三秒後にもう一回、同じ言葉を叫んでいたことについて、航空自衛隊関係者は「いったん脱出しようとしたが、更にもうちょっと頑張ろうとしたためではないか」というのです。
その十三秒間をお二人が命をかけて操縦した機体は墜落現場の河川敷の北側にひろがる狭山ニュータウンの住宅地をさけて、なんとか河川敷のリバーサイドゴルフ場コース内に墜ち犠牲者は彼ら二人だけで済んだのです。
ジェット機がもし住宅地に落ちていれば、この時の被害は大停電どころではなかったでしょう。
二人はまさに、己自身にせまりくる死の恐怖よりも自衛官として「なすべきこと」を貫いたわけです。
自分自身の生命をかけて…防衛庁によれば、「緊急脱出の場合、地上に被害が及ばないように、機体を制御してから脱出するよう求めている」といいいます。
これは、自衛隊員は入隊するときに『国民の生命財産を守る、その使命のためには自らの命を懸けても職務を遂行する』という誓約をし、そして隊員になります。
しかし、本当にそんな状況に陥った時、アナタは自分の命を賭けられますか?
まさに、
その誓約をしっかり守った航空自衛隊のすばらしい隊員が二人いたことを我々は誇りにすべきです。
[雪山での陸自部隊]
冬季戦闘のスペシャリスト集団 冬季戦技教育隊。
35キロの装備を背負って北海道のニセコ山中を3日間行動する等の命がけの訓練を行う。
冷戦時代、対ソ連の最前線だったので必然的に雪中戦闘術が優れている。
そんなこんなで今では雪中戦ではアメリカ軍を凌ぐ実力があるのは内緒。
でもってアメリカのロッキー山脈のあたりで陸上自衛隊と米陸軍の合同演習をした時には(それぞれ独自ルートで、A地点からB地点へ移動せよ)に現地では数十年ぶりの大寒波で大雪&猛吹雪が!
レスキューチームも出動できない悪天候!
米陸軍側には死者まで出る大騒ぎ!!
米陸軍レスキュー「日本の自衛隊もヤバくね…。とにかく予定集合地点にGOだ!」と急いで向かったところ……
米陸軍レスキュー「日本の陸自も最悪死者が出てるだろ……あ、あの辺りだ!」
そこで彼らが見た光景は……
陸自「米陸軍のやつら遅ぇなぁ…。暇だから雪合戦でもして待つか!」と、米側でそんな事故があったとはつゆ知らず)雪合戦しながら無邪気に米側の到着を待つ陸自の姿だったそーな。
その様子に米陸軍レスキューも「お前らタフ過ぎるだろ…」と呆れ驚いたのだそーな。
ちなみに訓練に参加していたのは冬季戦技教育隊ではなく普通の陸自部隊です。
まあ、
米陸軍が個人では水や食料等の補給物資をあまり持たないで、輸送にはヘリを活用してたしてたとか、陸自が使い捨てカイロ持っていってたとか原因はいろいろあるらしいんだそうですが、でも米軍に――「自衛隊すげぇタフだ!」と思わせたのは本当だそうです。
このウラログへのコメント
なるほど。
知っておくべき内容ですよね。
あれ?僕が陸自上がりなの教えてましたっけ?
ログのチョイスは偶然ですよね
北海道、北部方面隊です
SYUZO-さん:初めて聞きました(笑)まさかのピンポイントだったとは吃驚すぎます(笑)
ゆうき2さん:ですね知らない方も多いのでしょうね
コメントを書く