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お手伝い

2011年11月23日 09:33

学生のとき、オレは中野に住んでいた。

西武新宿線新井薬師駅がある。近くに哲学公園がある。

夏のときは暑いし、女はいない。同じような先輩もやはりいるんだな。女がいない同士だ。病床相哀れむか。

オイ、イクぞ。つれられて公園に行く。

夏の盛りの夜、暑い。

公園内は暗くて見えないが、目が慣れてくると、結構見える。昔はアベックといったが、今はカップルというらしい。

そのカップルが至る処でうごめいている。

もっと目をこらすと、うごめいているカップルの近くに、近くといっても50cmくらいだ、これまたいっぱいうごめいてている。

くだんの先輩が、どうもこのような状況になれているらしく、目でさがしながら、オイ、あそこに行くぞ。

とあるカップルを見つけるとそば近く寄っていく。そこはオブザーバーは少ないところだからは、立ち見席が比較的空いている。

まあ、いってみれば、砂かぶりだな。

ここのカップルはどうも初心者らしく、なかなか、うまくいかないようだ。男は焦っている、女は興奮しきっている。

ズボンから一物をあせってだせないでいる。

とすると、隣の知らないおやじが黙ってジッパーを下げてやる。

本人は人がいいらしく、

どうもすいません、

助けてやったおやじは、いいから早く次をやれと、黙ってユビで合図する。

男は興奮して一物がパンツに引っかかってこれまた、難儀している。

今度は違うおやじが、みかねて,一物を引っかかったパンツから出してやる。

すいません、


また違うおやじは、女の股を手でさすっている。興奮している女が冷めないように準備している。

で、男はフリーになった一物を女をめがけて突進するのだが、女のパンツが邪魔する。

ばか、ぬがしてからだ。おやじが小声でつぶやく。

違うおやじが女のケツを持ち上げ、また違うおやじパンツを脱がす。

すいません。

興奮しきって鼻血をを出し切っている男は、猪突するのだが、なかなか目的が定まらない。

すかさず、くだんの先輩が一物を親指と人差し指に挟んでターゲットに導いてやる。どうも慣れているようだ。

すいません。

ターゲットに触れるやいなや、ピュッ。


オレか、センズリで忙しかったな。

お手伝いできるほどの余裕はなかったな。

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