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いい話…載せるの少し悩んだけど

2011年03月15日 01:31

いい話…載せるの少し悩んだけど

【私は、ここにいます】

佐藤光浩氏の心に響く言葉より…


1995年の阪神大震災携帯電話も使えない状況の中、被災者と家族や友人を結んだのが、避難所にある掲示板でした。

そして、自分の所在を伝える張り紙の中で、とくに目立っていたのが赤い枠で縁どられたもの。

これには、A3判とはがき大があり、上部に

「私はここに居ます」

「We are here」

印刷されていて、西宮芦屋神戸の市役所や避難所に置かれていました。

しかし、これは国や市が手配したものではなく、いつのまにか市役所の玄関などに置かれていたというのです。

誰が届けたのかわからず、海外レスキューが手配したのではという噂もありました。

そして、震災から13年後の2008年、この張り紙の贈り主が判明します。

大手広告代理店博報堂の関西支社が届けたものだったのです。

震災直後、当時の支店長代理とプロモーション局長が、会社が社員の安否確認に追われている中、会社として社会に何ができるかということを2人で考えていました。

そして、小さなメモ用紙やノートの切れ端に書かれた伝言を見て、もっと人にみてもらえる伝言用紙を作ろうと思いついたのです。

この広告マンならではのアイデアは、すぐに実行されました。

約60万枚の用紙はトラックに積まれ、被災した地域の市役所や避難所に置かれていきます。

それは、震災からわずか5日後のことでした。

用紙を手配したのが誰なのかわからなかった理由。

それは、彼らがこの出来事を会社の宣伝に利用したくないと思っていたからだそうです。

ちょっといい話アルファポリス


人の目にふれぬように行う、密かな善行はいつまでも人の心を打つ。

誰かが困っているとき、涙を流しているときに、人知れず、お役に立つ…

「We are here」
(私は、ここにいます)

このウラログへのコメント

  • Finger 2011年03月15日 02:50

    「やるなぁ~!マッキャン♪」

  • ぐら 2011年03月15日 03:29

    いい話ですね、、

    他人に希望を与えられるって素晴らしい

  • なな♪ 2011年03月15日 15:23

    nanyateさん:こういうの宣伝目的じゃなくできる所が素敵ですね

  • なな♪ 2011年03月15日 15:25

    Fingerさん:ですね~

  • なな♪ 2011年03月15日 15:25

    ぐらさん:ですよね!本当に素晴らしいと思います

  • comcomkk 2011年03月15日 17:51

    お金にステキなアイデアをplusするクリエイティビティ、それを認めるBOSS、みんなカッコいい。

  • 白魔道士 2011年03月15日 19:04

    みんな自分達でできる事をマスコミ目線でなく自分目線で考えてますね。そして目立たないけど的確です。

  • なな♪ 2011年03月15日 20:53

    白魔道士さん:ほんとにそうですよね

  • なな♪ 2011年03月15日 21:01

    comcomkkさん:そうですね。こういう時こそ新しい知恵が生まれたり

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