『列車事故による影響人数』 & いい話♪

『列車事故による影響人数』

事故や天候の悪化等の影響で列車がストップすることがあります。
そんな時新聞やテレビのニュースで「この事故によって5万人の足に影響が出ました」等と迷惑をこうむった人数が発表されます。
ここで疑問が1つ。何を根拠に「影響人数」を算出しているのでしょうか?
実は……
新聞に掲載される人数は事故のあった鉄道会社の発表によるものですが、鉄道会社は「影響の出た人」の数をいちいち数えている訳ではありません。
各鉄道会社ではキップや定期の発行枚数改札の通過人数等、日頃から乗降客に関するデータを取っています。
そのデータから各駅ごとの乗降客数、各列車の乗客数、各区間の乗降客数を弾き出す事が可能で、事故があればそれらのデータを基に影響のあった人数を計算しているのです。
新聞に「5万人の足に影響が出たとみられる」と伝聞のかたちで書かれるのもそういう事情からなのですって。



【助けられているのはむしろ私】

ある脳性マヒの女性のお話。

その女性は生まれてすぐに脳性マヒと診断され、懸命なリハビリの甲斐なく学校さえも通えませんでした…
更に、ご両親が離婚したり、同じ境遇の知人が急死したりで、苦しい毎日を送ることになり、次第に心を閉ざすようになってしまいました…
見かねた母親が、市役所から電動車椅子を借りてきます。
そこで彼女がとった行動は…アルミ缶拾いです!!
釣竿を改良して車椅子に乗ったまま拾いました。
変な目で見られながらも、拾い続けました。
朝5時からゴミ収集所を回り続けたりもしました。
酒屋さんが協力してくれるようになりました。
そして、
半年で車椅子1台を寄付するまでになりました!!
自分がお世話になったからと…
その後も彼女は活動を続けて100台以上の車椅子が全国の福祉施設に寄付されたそうです。
私達も、私達に出来る事を♪
たった1人やたった1日じゃ変えられないこともあるけど…
信念を持ち続けて、続ける事を続けて行きましょうね♪

「実際にボランティアに楽しさを見いだした人は、ほとんど“助けられているのはむしろ私の方だ”という感想を持つ」
by金子郁容（慶應義塾大学SFC研究所所長）

今日の話が皆さんのお役に立てれば幸いです