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「浅田家!」レビュー☆

2021年03月26日 01:37

「浅田家!」レビュー☆

二宮和也主演他。それは一生に一枚の家族写真。幼い頃、写真好きの父からカメラを譲ってもらった政志(二宮和也)は、昔から写真を撮るのが大好きだった。そんな彼が、家族全員を巻き込んで、消防士、レーサー、ヒーロー大食い選手権・・・それぞれが“なりたかった職業”や“やってみたかったこと”をテーマコスプレし、その姿を撮影したユニークすぎる<家族写真>が、なんと写真界の芥川賞木村伊兵衛写真賞を受賞!写真をきっかけに日本中の家族から撮影依頼を受け、写真家としてようやく軌道に乗り始めたとき、東日本大震災が起こる。かつて撮影した家族の安否を確かめるために向かった被災地で、政志が目にしたのは、家族や家を失った人々の姿だった。「家族ってなんだろう?」「写真家の自分にできることは何だろう?」と苦悩する政志の前に一人の少女が現れる。「私も家族写真を撮って欲しい!」それは、津波で父親を失った少女の願いだった―。一枚の写真のチカラを信じて、「家族」を撮り続けた写真家と、彼を支え続けた「家族」の感動実話。

4/10点!!うーん、写真洗浄のボランティアのお話には過去にも触れているので、可もなく不可もなく。山田洋次に起用された俳優山田後だと演技に癖がついて、その俳優だけだとクサ過ぎて観てられないなと冒頭の二宮さんと妻夫木さんを観て思いましたが、徐々にペースを取り戻していました。黒木華ちゃん山田後ですが、こちらは全く問題なしで流石。写真家に与えれらる賞はカメラマンとしての腕なのか、被写体が優れているまたは演出力なのか、どちらなのかわからなくなりました。レスリー・キーとかは演出力+瞬間を捉える力な気がするし、戦場カメラマン被写体の力な気がするし・・・。あと、津波で家族を失ってまだ避難所にいて「海行こう」ってなるかな?子どもだとそこはイコールにならなくて、楽しい思い出は楽しいまま、ちゃんと記憶出来るのかな。そうだったら子どもの心は素敵だなと思います。中野監督の作品は、静かに感情を呼び起こしていく演者に頼る作風なので、「この俳優演技が見たい」など何か引っ掛かるものがないと、ダレタイムがないダレた映画になってしまいます。菅田くんの演技が良くて、少ない出番だけど、彼の背景すらうっすらと見えるような、こういうタイプの俳優との相性が良いのではないかと感じました。本作を観て、浅田家の写真集を観てみたいなと思わせてもらえないのが答えです。あとは、単純に才能があっても自分以外、大事に扱えない、家族、恋人はさらにその次にしちゃう人が嫌いなのかも(爆)2020年公開。

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