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「あのこは貴族」レビュー☆

2021年03月05日 04:17

「あのこは貴族」レビュー☆

門脇麦、水原希子主演他。同じ空の下、私たちは違う階層を生きている―。東京に生まれ、箱入り娘として何不自由なく成長し、「結婚=幸せ」と信じて疑わない華子(門脇麦)。20代後半になり、結婚を考えていた恋人に振られ、初めて人生の岐路に立たされる。あらゆる手立てを使い、お相手探しに奔走した結果、ハンサムで良家の生まれである弁護士・幸一郎(高良健吾)と出会う。幸一郎の結婚が決まり、順風満帆に思えたのだが・・・。一方、東京で働く美紀(水原希子)は富山生まれ。猛勉強の末に名門大学に入学し上京したが、学費が続かず、夜の世界で働くも中退。仕事にやりがいを感じているわけでもなく、都会にしがみつく意味を見いだせずにいた。幸一郎と大学の同期であったことで、同じ都会に暮らしながら、別世界に生きる華子と出会うことになる。二人の人生が交錯した時、それぞれに思いもよらない世界が拓けていく。監督・岨手由貴子×原作・山内マリコ。今、最も旬なキャスト、監督、原作者アンサンブルが都会を舞台に織りなすシスターフッドムービー

2/10点!!原作未読です。「いつでも別れられる自分でいたい」「地方貴族も親の仕事をトレースしているだけ」「女の世界は階層で分かれていて、対立するように仕向けられている」など共感したり、いい得て妙だなという台詞は幾つかありましたが、その他は嫌にボンヤリした話だなぁと思いました。言いたいことがあって、何と言いたいのかわからないまま生きてきた華子の頭の中みたいな感じ。原作は細かな心情描写がされていそうな雰囲気でしたが、数年にわかる華子と美紀の山あり谷ありの感情の部分があまり描かれていないので、ダラダラしちゃってるけど、どこに着地させるのだろう?と思いながら観ていました。きっと、華子は幸一郎のことが本当に好きで、でも自分の夢や生き甲斐を持つ術を持たざるを良しとする世界や、そこから抜け出す勇気がない自分と決別したかったのだろうなと。幸一郎が‘遊びの女’と‘結婚する女’を周囲と同じく全く悪意なく分けているのも、自分の力で生きようとキラキラ輝いている美紀への憧れがあったのかも知れない。やってることは最低だし、それに気付いていないのも最低だけど(>_<)「別れられる自分」になれた華子と幸一郎は初めて互いへの気持ちのみで向き合い、何かが始まるのかも知れないなと思いました。でも、ぼんやりとよくある話から脱却出来ていないので、わざわざ映画で見せる出来ではないかな。2021年公開。

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