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「薬の神じゃない! DYING TO SURVIVE」レビュー☆

2021年03月07日 02:32

「薬の神じゃない! DYING TO SURVIVE」レビュー☆

シュー・ジェン主演他。何がホンモノで何がニセモノか!?上海インドの強壮剤を販売する店主チョン・ヨン(シュー・ジェン)は、店の家賃すら払えず、妻にも見放され、人生の目標を見失っていた。ある日、店を訪れた慢性骨髄性白血病を患うリュ・ショウイー(ワン・チュエンジュン)から、国内で認可されていないインド安価ジェネリック薬を購入して欲しいという依頼を受ける。最初は申し出を断ったものの、金に目がくらんだチョン・ヨンは、ジェネリック薬の密輸・販売に手を染め、より多くの薬を仕入れるため白血病患者たちとグループを結成。以来のリュを始め、白血病患者が集まるネットコミュニティ管理人のリウ・スーフェイ(タン・ジュオ)、中国語なまり英語を操るリウ牧師(ヤン・シンミン)、不良少年のボン・ハオ(チャン・ユー)が加わり、事業はさらに大きく拡大していくが、警察密輸として目をつけられ始め、グループは解散に。しかし、薬を絶たれた患者たちの悲痛な叫びに、チョン・ヨンは決意を固め、患者の負担を軽くするため仕入れ値以下の価格で再び薬を売り始める。あえて危険な仕事を続ける彼を待ち受ける結末とは・・・?医薬業界に激震が起きた実話のニセ薬事件。中国で、500億円の大ヒットを記録した社会派エンタテインメント

8/10点!!犯罪もの、医療もの、中国社会派映画としてはかなりエンタメ寄りで、わかりやすく楽しめました。法を守り命を正攻法で訴え続けるか、法を破り目の前の命を救うか、どちらが正しいかは、私は前者寄りだけど、家族の命が危険に晒されている場合は後者に転ずると思います。本作でキーなのは主人公は主人公の家族も含め、誰も白血病になっていないということ。つまり、完全な正義であり、自己犠牲の賜物なのです。自分本位だったチョン・ユンが他人に助けを求められ、失われていく命を見たことで、大きく変わっていく姿を見て、人間って何歳になっても成長出来るんだな、素敵だなと思いました(^^) あとは、中国にも金が絡まない自己犠牲で動く人間がこんなにいるんだという・・・(爆)実話映画だと真相を知るという楽しみ方で作品を観てしまいがちなのですが、最後に彼が助けた人々がズラリと並ぶシーンでの彼らの行動に唐突に感情を大きく揺さぶられました。病気や感染症の怖さ、人のために動く勇気、一人の命や人生のかけがえのなさ、今、あらためて向き合うべき作品だと思います。2020年公開。

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