４１歳看護師さんと　２回め、会ってきました。

１０時に駅で待ち合わせ。

約束通り来てくださいました。

看護師さんは車で。

車の中から駅で待ってた私に軽く手を振ってくれて、少し胸がキュンとしました。

助手席に乗って、今日はよろしくお願いしますみたいな感じでスタート。

目的は竹島水族館へ。

僕が行きたくて、お願いして、付き合ってもらうことになりました。

当初は、２回めだし、電車でどうやって待ち合わせようかと思っていたけど、

なんと看護師さんが車を出してくれるということで、

お世話になってしまいました。

ただ、結果からいうと、次回はおそらく繋がらないと思います。

それだけ看護師さんがより結婚生活をリアルに現実的に考えていて、

僕がまだまだ考えきれていないということだと思いました。

僕が考えているのは、結婚という結果にいかにたどり着くか。

この違いは大きいなと思いました。



看護師さんは、自分の生活スタイルが決まっています。
・平日に、連休の取れる年休を取り、高級旅館で非日常を味わい、癒やしを喜びとする。
・仕事から帰ってきたら、コタツに入りながら、ぼーっと過ごす。
・旅行で○○が見たいというのは、もうある程度経験してきたから、もし彼氏から誘われても「いってらっしゃ～い」と伝え、自分は行かない
・ずっと一緒だと話すことがなくなる
・食事のときにでも、どうだった？と話せばそれでいい
・贅沢をしたいわけではなく、かけるべき所にお金をかけたいだけ
・たとえば、夜景やイルミネーションが見たいというのであれば、一通り経験してきたから、もし見るのなら建物の中でゆっくりとディナーを取りながら、１時間かけて味わう方がコストパフォマンス的にもいい
・ワールドカップとかめったに体験できないものなら、私ミーハーだから行ってもいいかな
・服とかはGUとかファストファッションでいい
・大事なときにしっかりと話せれば、あとは互いの価値観を尊重という感じでいいんじゃないかな
・子どもができたら、ちがうと思うよ。キャンプ苦手だけど、子供のためにキャンプにも行く
・家も５０歳くらいになって、マンションを購入できればいいし、新築じゃないといけないとかない
・一戸建てもどうでもいい。都会に住んで、何らかの仕事をしていきたい。
・家事は夫６００万、妻４００万だったら、その２００万円分、「妻が多く家事をする、夫は土日だけ○○をする」で、まったく参加しないのではなく、予め決めておく。話し合う。決めたことを紙に書いておくぐらいでいい。


ライフスタイルが既に決まっている人。それが４１歳の看護師さん。
はじめから徐々に本音トークでした。行きは互いに気を遣っていたのもあるけど、いろいろな私に対するダメ出しで今回のプランも結局、私が決めたものをそのままコピーして、やろうとしているだけでしょ？
ダメじゃん。

笑うしかありませんでしたが、事実だったし、何も言えませんでした。

兄弟は結婚しているの？
と聞かれ、妹・弟ともに結婚して２児の親であることを伝えると、それもダメ出し。

今までで味わったことのない本音トーク、ストレート表現。

そんなこんなで竹島水族館に到着。

竹島水族館に付いていこうと思ったのも、ここ２年くらい行っていなくて、行ってみたかったからというのが理由。
別に、私に対して、どうも思っていないのだとは察していたし、帰りの車で好きでも嫌いでもない。とりあえず、もう少し会ってみるかくらいの感覚だそうです。

サバサバ系。４１歳という年齢。
子供の頃は、優等生タイプだけど、決して前に出たがったり、みんなをまとめたりするタイプではなく、
「普通に真面目にやっていましたね」くらいの印象の子だったと言っていました。
群れるのが嫌いで、効率性・合理性をとても大事にします。
コストパフォーマンスという言葉を何度となく聞いたでしょうか。

「こんな私の価値観に合わないのなら、いいです」

とはっきりと相手に言ってしまうキャラクター。

ご自身の婚活における市場価値も自覚されていて、
「厳しいだろう」なと思っているみたいですが、
自分のライフスタイルは明確で、これを理解してくれる人でなければ付き合わないと。

竹島水族館では、学力が元々あるからなのか、
割とじっくりと魚の説明を読み、
じっくりと水槽の中をみていました。

その後、竹島に散歩。
神社でお参り。

そして、蒲郡クラシックホテルのラウンジでアフタヌーンティーを一緒に味わいました。

ケーキセットを頼み、食しながら、本音トークで話しました。
そして、先ほど箇条書きしたようなことを話しました。

自分の試験のことも話を聞いてくれて、
１５年「も」かかったことに引っかかったみたいで、
そんなに難しいの？どうして？

自分が見えていなかったことを正直に話しました。
理解はしてくれましたが、評価は下がったでしょうね。

今日は何一つ好印象を与えられなかったと思います。
隠さず、正直に話したことぐらいでしょうか。。。。

４１歳の看護師さんに対しては、僕は合わないと思いました。
試験から、プラン練りから、兄弟が結婚して私が結婚していないことや、大阪の彼女とどうして粘って付き合わなかったかということや、お金の価値観や、デートの仕方など
いろいろなことを丸裸にされ、
何一つ尊敬や好印象を与えることはできなかったと思うからです。

４１歳看護師さんのツッコミは、現実的で、的を射ている。
これまで会ってきた男性の中でも、本音トークをしてきたけど、
同じように何も言い返せなくて、そのままフェードアウトされていった方がいらっしゃったり、「そこまで考えていないから、あなたすごいね」と褒められたりされた婚活の経験があると言っていました。

『男って何も考えていない』
これが今日の自分の結論です。

そして、今の自分だけでなく、過去の自分をどのように一本の筋にして経験してきたか、
４１歳看護師さんからは、そんな人を「しっかりした人」と見ると教えてもらいました。

悲しいけど、敗北です。
自分は旅行が好きだという割には、日本全国ですら主要な所に行っていないし、
経験値がまだまだ乏しい。

帰り際、私のことを「可もなく不可もなし」と見ていると言われたけど、
今のまま会う約束をしても、おそらく好印象を与えることは難しいでしょう。

もし４１歳看護師さんと本当に結婚したいなら、
今すぐ経験値を積み上げるべきです。

ツッコミをしたときに、マイナス要素があぶり出されたのなら、
そのマイナス要素が必要だったという納得できるよう説明できるようにすることです。


しかし、そんなことは早急には難しいと思います。

いい勉強をさせてもらったと感謝しています。

相手の条件ばかり、
「話し合える人がいい」「しっかりした人がいい」
と挙げて、
肝心の自分のことをおろそかにしていたのが恥ずかしくてたまりませんでした。

僕はまだまだ恋人のような甘い関係から始めたいと思っていたんだと思います。
自分本位ですね。ほんとに。

仕事も、
婚活も、
生活も、
価値観も、
すべて繋がっているんだな、
いや、
繋げて自分がこれからどのように歩みたいのか、
具体的に説明できるように
できた方がいいと
学びました。

ありがとうございました。