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成程話:笑って成功する方法

2016年02月28日 23:51

リック・シーゲル&ダレン・ラクロワ氏の心に響く言葉


「時代は変わった」とよく言われる。
本当に変わったのだろうか?
従業員をビシビシとしごいても辞めなかった時代は、たしかに終わった。
従業員が給料さえもらえれば満足していた時代は、もはや昔話なのだ!
いまや従業員たちは、“生きがい”を求めている。
むかしなら“生きがい”とは1日14時間汗水たらして働くことだったが、いまでは仕事より大切なものがあるらしい。
従業員のやる気を引き出そうとしても、以前のやり方は通用しない。
さらに頭の痛いことにとに、顧客の要求もますますきびしくなっている。
激しい競争のなか、他社との差別化をはかるために顧客サービスを充実させる社が出てきたからだ。
一方では、値下げ競争もますます過熱している。
どこかの店が値下げすれば、こちらだって追随しないわけにはいかない。
そうしてどの会社も青息吐息の状態になっているのが現状だ。
小売りビジネスでは他店とどう差別化するかというのが大問題だ。
差別化できるのは、値段だけという店が多い。
小売界の横綱ウォルマートでさえ、いかに商品の値段が安いかを宣伝している。
各地で講演すると、小売店主たちから、「むかしは楽しかったけれど、いまは…」という言葉をよく聞かされる。
しかし、一方では、商売が楽しくて仕方ないという小売店主も存在する。
そうした店は他の店よりずっと売上を伸ばし、その多くが大手のチェーン店ではない。
一年前に訪れたペンシルヴェニア州シェインバーズショッピングセンターで、店舗面積当たり売上高ナンバーワンの店は、宝石店のマッセルマン・ジュエラーズだった。
マッセルマン・ジュエラーズなんて、聞いたこともないでしょう?
そういう店が大手のチェーン店を差し置いて、売上高ナンバーワンなのだ。
そこにはいったいどんな秘密があるのだろう?
その秘密とは、ビジネス・経営のあらゆる局面でユーモアを有効活用することだった。
ユーモアこそ、これからのビジネスの強力なツールであり、顧客従業員の心をつかみ、利益を増やす切り札だ。
いつでも「どうやったらユーモアを活用できるだろう?」と考えていなくてはいけない。
ユーモアは、1日や2日で修得できるプログラムとは違う。
ユーモアを活かす社風をつくっていくことが重要なのだ。
あなたがいいアイデアを思いつくのは、どんなときだろうか?
トイレで用をたしているとき?
それともお風呂でくつろいでいるとき?
基本的に、いいアイデアが浮かぶのはリラックスしているときだ。
ユーモアに満ちた環境にも、同じ効果がある。
そういう環境を整えれば、いいアイデアが続々と出てくること間違いなし。
それに、各オフィスに風呂を備えつけるよりずっと効率的だ!
わたしたちはこれを風船理論と呼んでいる。
職場雰囲気が軽くなれば、売上げ・生産性がアップする。
みんなが笑顔で働き、笑い声の絶えない職場なら、売上げはアップ、従業員の不満はダウンする。
緊張していたりストレスを感じていると、仕事ははかどらないものだ。
ユーモアで他の店に差をつけよう。
忘れちゃいけないのは、お客さんは仕事で買い物に来るのではないということだ。
彼らは、何か目新しいものを買ってストレスを発散させたくて、やってくる。
そういうお客さんにたいして、あなたの店ではどんな接客をしているだろう?
「その商品ならあっちに置いてあります」とか、「品切れです」とか、挙句の果てには「間もなく閉店時間です。お買い物はお急ぎください」…それではお客が離れていって当然だ。
店長が代わると、新しい店長が前任者より陽気な人物だという理由だけで、店の売上が伸びることがある。
陽気だからといって、商品がよけいに売れるわけではない。
ただ、商品が売れるのを妨げないのだ。
陽気な店長は職場楽しい雰囲気をもたらし、ユーモアを活かす環境をつくりだす。
小売業エンターテイメント産業だ!
値下げや低価格だけが顧客を引き付ける手段ではない。
それよりずっといい方法がある。
お客さんに、買い物をするのが楽しいと思わせることだ。
成功間違いなし!

『笑って金持ちになる方法』扶桑社


ジャーナリストノーマンカズンズは、500人に1人という不治の病を「笑い」で治し、『笑いと治癒力』という有名な本を書きました。
笑うと免疫力が高まり、病気も治癒するという。
これは、すべてにわたって言えること。
家族や友人たちとの人間関係を良く(治癒)したければ、「笑う」ことを多くすればいいし、会社の業績を良く(治癒)したければ、「笑う」ことを多くすればいい。
我々は「笑い(ユーモア)」にもっと焦点を当てたほうがいい。
切羽詰ったときや、深刻になったときほど、この「笑い(ユーモア)」が必要だ。
どのような場面でも、「笑い(ユーモア)」は決して不謹慎ではないし、真剣さや一所懸命さと相反することはない。
仕事はもちろんのこと、「笑い(ユーモア)」をさまざまな場面で取り入れる工夫をしていけたらいいな。

このデジログへのコメント

  • kouji 2016年02月29日 09:55

    ユーモアは人の心に余裕をつくりだし、その余裕が仕事へのやる気やアイデアを生み出すのかもしれないですね。

  • なな♪ 2016年03月11日 23:57

    koujiさん:そうですね。仕事を楽しく効率的にやる手助けにもなりそう。

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