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「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」レビュー☆

2015年03月17日 22:25

「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」レビュー☆

ベネディクト・カンバーバッチ主演他。第二次世界大戦時、ドイツ軍が誇った世界最強の暗号<エニグマ> 。世界の運命は、解読不可能と言われた暗号に挑んだ、一人の天才数学者アランチューリングに託された。英政府が50年以上隠し続けた、一人の天才真実の物語。時代に翻弄された男の秘密と数奇な人生とは―?!ベネディクト・カンバーバッチが挑む、<天才数学者>の驚愕と感動の実話。

10/10点!!文系の人にも入りやすくいうと、パソコンの基礎を作った男の話です。しかし、そんな歴史的天才の人生を、英政府が50年以上も機密にし続けたのは、何故か?というのを、紐解いていくと、常人の想像を超える真実があったという話です。人の人生が、如何に数奇と切なさに満ちているかを、アランチューリングという一人の男の生き方を通して、改めて突き付けられた気がします。戦争を早く終結させて、自分の家族や国民の命を守るために、動き出したエニグマプロジェクトなのに、途中で、仲間の家族を見捨てなければならなかったり、神にしかなし得ない命の采配を振るわなければならなかったり、どんな使命感で、どんな思いで、取り組んでいたのだろうと、想像が追い付くことは有りません(>_<)ベネディクト・カンバーバッチの鬼気迫る演技が、また素晴らしくて!、中盤から、切なくて切なくて、涙が止まらなかったです(;_;)同時に、当時の戦況や、戦争の描写も、しっかり描かれていることで、アランたちの、時間との戦い、焦り、悔しさ、でも論理的に考えなくてはという感情が、より伝わってきて、良かったです。台詞も素敵な台詞が多くて、「ドイツは愛で戦争に負けるんだ。」とか、科学者って基本的にロマンティストなのね、素敵って思いました。機密にしなければならない理由は分かったけど、国のために戦った一人の天才さえ救う事も出来ない戦争って、国って、何なんだろうと、それでも人は、自分にしかなし得ないものを前にした時、挑み続ける生き物なのかなと、切なさで途方に暮れてしまいました。。。2015年公開。

このデジログへのコメント

  • archer 2015年03月17日 22:36

    カンバーバッチは今話題の俳優ですな。実際のチューリングとドラマの中の人物は別物だと思いますが…

  • ユリ 2015年03月18日 00:07

    > 十九さん
    微妙にネタバレてますね、すみません(>_<)すごい良い作品だと興奮したまま書いてしまって、つい。男性の方がアラン・チューリングという人物に対して思い入れやすいみたいです。

  • ユリ 2015年03月18日 00:08

    > archerさん
    帰ってから実際のチューリングのエピソードを読んだりしてましたが、エピソードは同じでしたね。顔も少し似てた(^^)

  • ユリ 2015年03月18日 00:09

    > Le Grand Bleuさん
    んー私はすごく見たい!というわけではなかったですが、良い作品なんだろうなってみたら、予想よりとても良かったです。女性でも入り込める作りになってるのが素晴らしいですね

  • ユリ 2015年03月18日 10:59

    > まるぞうくんさん
    暗号解読の歴史よりは人間ドラマとか感情メインでしたが、エニグマについてはわかりやすく描いていたので、とても興味深かったです。

  • ユリ 2015年03月18日 23:23

    > GRAYさん
    他にもたくさんキーラ・ナイトレイが予告で言ってるセリフとか、素敵なセリフがあったので、そこにも注目してみていただきたいです。

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