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「そこのみにて光輝く」レビュー☆

2015年02月05日 00:46

「そこのみにて光輝く」レビュー☆

池脇千鶴、綾野剛主演他。すべての終わり、愛の始まり―ある出来事がきっかけに仕事をやめ、目的もなく毎日を過ごしていた佐藤達夫(綾野剛)は、ある日パチンコ屋で、粗暴だが人なつこい青年・大城拓児(菅田将暉)と知り合う。拓児に誘われるままについていくと、そこは取り残されたように存在している海辺バラックだった。そこで達夫は拓児の姉・千夏(池脇千鶴)と出会う。互いに心惹かれ、二人は距離を縮めていくが、千夏は家族を支えるため、達夫の想像以上に過酷な日常を生きていた。愛を捨てた男と、愛を諦めた女。函館の一瞬の夏を舞台に、二つの魂が邂逅する。

4/10点!!純文学なのかな。予想と一分違わずに進んで終わったストーリーでした。池脇千鶴が相変わらず素晴らしかったです。様々なものを抱え込んで、それでもなお、達夫を一瞬で惹きつける美しい光を放つ千夏という存在は、池脇ちゃんの大人の女性なのに、一瞬で、少女の顔も出来る彼女のような女優さんにしか出来ないと思いました。現に達夫が来てから、抜け出す道が出てきたように、貧困から抜け出そうと思えば抜け出せるんじゃないのかなと、傍目には思ってしまいますが、「病は気から」という言葉があるように、家族の誰かが病んでいて、その他にも、自分を闇に捕えてがんじがらめにして離してくれない要因があってとなると、千夏が、ここから抜け出す事は出来ないと、絶望してしまう気持ちもわからなくないです。なので、最後に、堕ちる寸前で、思いとどまれて、本当に良かったと思います。人間の幸せって、お金も、愛も、家族も、生活もって色んなものが成立してないと幸せになれないんだなって、自分の欲の部分と向き合わざるを得ない作品です。2014年公開。

このデジログへのコメント

  • ユリ 2015年02月05日 16:36

    > ゆーた★さん
    ドラマ出てないですよね。前は野島作品とかに出てましたよね。映画にどんどん出てほしいです。

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