お疲れ様ぁ～

【阪神】守護神・久保、同点弾被弾！最大５点差守れずドロー

スポーツ報知5月23日(木)7時2分配信

　◆交流戦　ロッテ６―６阪神＝延長１２回規定により引き分け＝（２２日・ＱＶＣマリンフィールド）　千葉の夜空に虎党の悲鳴が響いた。２点リードの９回、マウンドには久保。先頭の根元に二塁打を許し、１死三塁となって、打席に立った井口に奈落の底へ突き落とされた。３ボール１ストライクとボールが先行した５球目。真ん中寄りに甘く入った直球を完璧にはじき返された。絶対に許してはいけなかった同点２ランが左翼席で弾んだ。

　「投げミスです。調子が良かろうが悪かろうが抑えないといけないポジション。本当に申し訳ない」と、背信の守護神がうなだれた。今季１８試合目の登板で、失点を喫したのはこれで６試合目。安定感を欠く投球が続いている。チームは新外国人として前ロイヤルズ３Ａオマハのブレイン・ボイヤー投手（３１）の獲得を決め、交渉は大詰めの段階。ボイヤーにはセットアッパーの役割を期待しているが、それも久保の復調があってこそだ。

　今季最長５時間１２分の激闘もむなしくドロー。首位・巨人が楽天に敗れており、勝てばその差を１・５ゲームに縮められたが、そのチャンスを自ら手放した。新助っ人を加えた救援陣が踏ん張れるかが、巨人追走のカギになる。