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ライフオブオッパイを見る

2013年01月26日 00:55

昨日が封切りのアカデミー賞ノミネート
作品、ライフオブパイを見てきた。

簡単なあらすじ

インド動物園を営む家庭で育った少年パイ
住んでいた地域が植民地の解放で
フランスからインドに変わることで
父親は新天地を求めカナダへ移住する
ことを決意する。

パイと家族は日本船に
動物をのせマニラ経由で太平洋へ出る。
しかし、その途中船が高波に飲まれて遭難
パイは動物たちと一緒に救命筏に
飛び乗る。

船にはハイエナ、オラウータンシマウマ
が乗っていた。飢えたハイエナは
オラウータンシマウマを食べてしまった。
ハイエナは残されたパイに牙を向ける。
その時、一頭の虎が船のマストのしたから現れた。

ハイエナはトラの餌食となった。
しかしトラとパイ、海原という極限状態で
食べるもの食べられるもの一触即発の
状態で彼らは漂流することになった。

救命筏はトラが占拠しているため
パイ救命胴衣をつなぎ合わせた
筏の上で寝起きする。
水や食料はあったが、トラは食べられない。
途中で飛び魚の集団が船に飛びこんできて
それを食べたり雨水を貯めて飲んだりする。

しかし再びスコールに見舞われた彼らは
衰弱し死を覚悟する。
目覚めた先はある無人島
パイはそこで食べ物と水を得た。
しかしその島はどこか変だ。
まるで人の形をしたような島だった。
なぜかパイが手にした木の実の中から
人間の歯がでてきたり

パイはトラと一緒に再び海へ乗り出し
最終的にメキシコにたどり着いた。
浜辺についた途端、トラはジャングルへと
姿を消す。パイ疲労困憊、気がつくと
ベットの上だった。

…そして大人になったパイ
そのことをある小説家に語っているのだが
小説家は信じられない顔をしている。

それは誰しも思うことで
救助されたばかりの頃
彼は事故の調査団に嘘の話を語った。
船が遭難して、救命筏には
船の船員、コック、母親、そして
彼が乗っていた。しかしコックが食料のためと
怪我をしていた船員の足を切断。
しまいには食べてしまった。
それを咎めたパイ母親も彼に殺され
サメの餌にされた。残ったパイ
コックをついに殺した。

それを聞いた小説家
トラの正体に気がついた。
トラはパイ自身だったのだ。

彼の話は今となっっては確認する
こともできない。パイは言う
どちらの話が小説として面白い
思うかと。

パイは今は家族と一緒に
慎ましく暮らしている。

終わり

ウミガメのスープというクイズ
知っているだろうか?
実はこの作品はこれを元にした
お話で、実際にウミガメのことも
彼の口から出てくる。

船乗りがあるレストランウミガメ
スープを頼むと以前と味が違う
ウェイターはウミガメのスープ
言い張る。その後、彼は自殺した。
それはなーぜか?というクイズ

これを知っているとライフオブパイ
二つの視点で楽しめる作品になる。
一番の謎である、途中で出てきた
人型の島。そして歯。
彼は生き残った誰かを殺して食べて
命を繋いだ可能性がある。

そしてトラが彼自身だとすれば
途中で海に沈んだ船をトラが思い返して
いる幻想的なシーンがあるが
彼が船が沈没する理由を作ってしまった
のかもしれない。彼はカナダに移住する
のを望んでなかったし。

映像は幻想的で空と海がわからなくなるような
錯覚を覚える。現実的じゃないのも
これがパイ創作だからである。

お話の筋はそれほど練ってない。
トラが思いのほか猫みたいで可愛い。
一回見てからもう一度見直せば
合点が行くこと請け合い。

アンリー監督もカメオ出演しており
あ!前田吟!と突っ込むのもよい。
理屈じゃなくて感性でみる映画です。

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