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【魔法少女っ】23-1、謎は謎のまま。【アドルフさん】

2011年07月26日 21:00

【第21~22話が良くわからんひとにあらすじ】
茜(カーマイン)にそっくりな少女を描いた絵画が町内のコンクールで優勝し、茜はその作者を捜し尋ねる。おそらく作者はアドルフさんぽぃ。
アドルフさんは敵の軍人を辞めて、命懸けの勝負を茜に、勝負の証人麻衣子(演劇部部長)に申込み受託される。加勢が入らないようにサダムとトータクが奮戦するが、逆効果になり、茜は小春(コバルト)、千歳(デイトナ)と力を合わせるかたちでアドルフさんを討ち果たす。
はい。んじゃ本編でーす。

ちゅどどど~ん
合体魔法で大勝利した茜。アドルフの命の灯火が消えていく実感を、彼女は感じていた。
ああ、哀しいってこういう事か、と冷静に思考した。

「んにゃ。これで良かったんだ」
学食でサダムは言う。学食の席には変身を解除した小春千歳が同席している。ふたりはサダムの話の続きを待った。
「先刻、辞表が上に受理された。我々の立場はアドルフを追って捕まえる側となった。捕まえてどうなるかは不明だが、一生を追われて過ごす。それはかなりつらい事だろう。それを考えれば」
バビロニアの残虐なやり口は想像にかたくありませんわ。死の方がましかもしれませんわね」
内情を耳で学んでいる千歳が補足する。
「でも、やはり生きるべきだよ!死んだら消えるだけだよ!あたしはやだよ」
小春はむきに反論した。

選択の余地はなかった。もし勝負に負けてれば茜が死ぬだろうし。
爆煙が少しづつ晴れていく。茜はきっ、とカツモクした。
「ぴよぴよ」
「え?」
「ぴよぴ~よ」
そこにいたのは小さなドラゴンだった。ドラゴンだが小さ過ぎて、何だか鳥に見えるぜ。
麻衣子がその姿を写真に撮り、小春達にメールで送った。
ワッフル妖精ですね」
メイド姿のサラが答えた。
「言葉が通じぬ程度に退化したようですが」
つまり、アドルフは死んだのではなく、妖精の姿に浄化・退化したという事だ。
ダムもその会話を聞いたが。
「さて、そろそろ帰るか。お茶とかご馳走さまだ」
何も言わずに去ってしまった。

「アドルフさんっ」
むぎゅ~。
「ぴよ~」
抱きしめられて苦しそうなアドルフだった。
「さて」
いつの間にか戦艦も絵画もなくなり、黒いカードが一枚。
「部室に帰りましょ」
それを拾って、麻衣子は提案した。
「はいっ」
「ぴよ~」

ちゃんちゃん
でも23話は続く!

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